通信制高校への進学を検討している方の中には、デメリットを懸念している方も多いのではないでしょうか。
通信制高校は全日制高校と異なる点も多く、マイナスなイメージを持たれることも多くあります。
入学を検討している方は、事前にデメリットを把握しておくことで入学後のギャップに悩むことを回避できる可能性もあります。
また文部科学省の調査結果(※)によると、通信制高校の数は年々増加傾向にあり、需要が高まっていることがわかります。
(※ 参考元:文部科学省「学校基本調査」)
今回は、通信制高校のデメリットとデメリットの対処法について解説します。
関連記事:通信制高校はどんな感じ?全日制高校との違いや向いている人の特徴を解説!
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通信制高校のデメリット4選
通信制高校には様々なデメリットや注意点があります。
世間の偏見や大学進学の難しさ、全日制高校よりも友人を作りにくい環境である点や将来転職する際に悪影響が出てしまう可能性などの懸念点が挙げられます。
また、全日制高校よりも学費が高額になってしまう点も通信制高校のデメリットです。
以降では通信制高校のデメリットについて解説します。
世間の偏見を受けやすい
通信制高校のデメリットとして、世間からの偏見を受けやすい点が挙げられます。
通信制高校は全日制高校と比較されることが多く、全日制高校よりも劣っているという偏見を受けやすくなっています。
事実、通信制高校は全日制高校よりも進学者数が少なく、全日制高校の総数が3,012,708名であるのに対し、通信制高校は206,948名と全体の6%程度にとどまっています。
進学者数が少ない点も通信制高校が偏見の目で見られる要因と言えます。
しかし、通信制高校は近年のコロナ禍で需要が高まったリモートワーク・リモート授業により、対面授業よりも進んだ教育法という認識を持たれる傾向が高まってきました。
N高等学校やクラーク記念国際高等学校、ルネサンス高等学校など知名度の高い通信制高校の増加も偏見の払拭に一役買っています。
また、通信制高校は年々増加傾向にあり、生徒数も増加しています。
通信制高校は専門的なスキルが学べるコースを用意している学校も多く、全日制高校よりも興味のある物事に焦点を当てた学びができます。
学びたいことが決まっている方は、専門的に学べる通信制高校へ進学することで目標達成がしやすいためおすすめです。
大学進学が難しい
通信制高校は全日制高校と比較しても、大学進学が難しいと言えます。
文部科学省がおこなった「高等学校通信教育の現状について」では、通信制過程の卒業後の状況について、進学者が公立私立合わせて17.6%ほどであると発表されました。
全日制高校の大学進学率が56.5%である点と比較しても、大学進学者数の低さはデメリットと言えます。
通信制高校は全日制高校よりも登校日数が少なく、疑問をその場で質問をその場ですぐに聞けないため勉強を進めづらくなっています。
また、課題もレポート形式となっているため、授業自体が受験勉強に特化していません。
大学進学を目指す生徒に向けたフォローが少ない点から、通信制高校の大学進学は難しいと言えます。
友達づくりの機会が少ない
通信制高校はスクーリング(通学)日数が少ないため、友達をつくる機会が非常に少なくなっています。
人との交流が少なくなる傾向にあるため、友達と一緒に勉強に励みたい方にはデメリットに感じる恐れがあります。
また、学生時代に他人とコミュニケーションを取ることで、進学先や就職先でのギャップを最小限に抑えることも可能となりストレスなく人間関係を築きやすくなります。
友達と切磋琢磨しながら学校生活を送りたい方には、通信制高校はデメリットと言えるでしょう。
学費が高い
通信制高校に入学する際には、サポート校への入学を進められます。
サポート校とは日々の学習サポートや精神面のケアを目的にした学校であり、3年間で無事に卒業できるよう生徒をサポートします。
不登校から通信制高校へ進学する方や、大学進学を視野に入れている方におすすめの学校と言えます。
しかし、サポート校は通信制高校とは別に入学金などの学費を支払う必要があります。
通信制高校の学費は主に下記の通りとなっており、私立の通信制高校は非常に高額な学費が必要となります。
費用の種類 | 公立 | 私立 |
---|---|---|
入学金 | 500円 | 20,000~50,000円 |
授業料 | 年間10,000円程度 ※1単位300円(約30単位取得した場合) |
年間180,000円~ ※1単位6,000円(約30単位取得した場合) |
その他費用 | 1年間30,000円程度 | 年間30,000円(ネット) 年間100,000円(通学) |
合計 | 40,000円程度 | 250,000円程度 |
※参考元:通信制高校ナビ
設備や教員体制が充実しているサポート校は入学金が高額になる傾向にあり、50,000~200,000円の入学金を支払わなければいけない可能性もあります。
公立高校であれば費用も抑えられますが、大学進学などを検討している場合は通信制よりも全日制高校の方がリーズナブルに受験対策が可能です。
関連記事:通信制高校の学費はいくら?平均相場や学費無償化の方法を解説!
通信制高校のデメリットへの対策法
通信制高校のデメリットは事前に把握することで、対策できます。
大学進学を視野に入れている方は大学進学に強い通信制高校を選ぶことで、全日制高校と同様に希望校へ進学ができます。
また、通信制高校では全日制高校と同様に学校行事や部活動をおこなっているため、学校行事を楽しむこともできます。
学費が高いと感じる方は、高等学校等就学支援金や奨学金などの利用をおすすめします。
以降では、通信制高校のデメリットへの対策法を解説します。
大学進学に強い学校を選ぶ
通信制高校は必ず大学進学ができないわけではなく、大学進学に強い学校も多数存在します。
文部科学省が実施した「学校基本調査」によると、通信制高校の大学進学率は年々上昇しています。
また、近年では大学進学に強い通信制高校も増加しており、通信制高校から東京大学や早稲田大学、慶応義塾大学などの名門校へ進学を決めた方も多数存在しています。
例として、クラーク記念国際高等学校の2024年度大学進学者の進学先は下記の通りとなっています。
大学進学に力を入れている通信制高校では、一般入試だけでなく推薦入試や総合型選抜入試(旧AO入試)への対策もおこなっています。
また、通信制高校は全日制高校よりも大学進学者が少ないため指定校推薦枠を取りやすくなっており、希望校への進学を実現しやすくなっています。
大学進学を希望する方は、希望の学校の指定校推薦がある通信制高校や大学受験に力を入れている通信制高校を選びましょう。
関連記事:通信制高校から大学進学できる?大学進学に強い通信制高校や選ぶコツを解説
学校行事や部活動に積極的に参加する
通信制高校の中には学校行事や部活動をおこなっている学校も存在します。
おおぞら高等学校では農業体験やキャンパスイベント、学院祭など様々な学校行事を実施しており全日制高校と同様に学校行事を楽しめます。
スクーリングは週1~5日まで通学日数は学校やコースによって異なりますが、通学日数が増えることで自然と友達を作りやすくなります。
学校行事に積極的に参加することで、通信制高校のデメリットとして挙げられる「友達をつくる機会が少ない」問題を解決できます。
通信制高校の中には部活動に力を入れている学校や生徒会活動をおこなっている学校も多数存在します。
通信制高校を選ぶ際には、コースだけでなく部活動や学校行事の充実度も確認することをおすすめします。
奨学金や高等学校等就学支援金を利用する
全日制高校に限らず、通信制高校でも高等学校等就学支援金制度や奨学金の利用が可能です。
高等学校等就学支援金制度とは、平成26年4月から開始した公立私立関わらず一定の基準を満たした生徒の授業料を負担するための支援金制度です。
受給できる生徒の条件は下記の通りです。
- 親の収入合計が910万円以下である
- 通信制高校の場合、在籍年数が4年以内である
- 年間30単位、通算74単位までの授業料である
条件を満たす事で支援金を給付され、授業料に充てることが可能です。
なお、支援金は公立私立で金額が異なり公立では月額520円、私立では月額9,900円が支給されます。
その他、各自治体の奨学金制度の利用もおすすめです。
奨学金制度の金額は自治体により異なりますが、東京都の場合は30,000~50,000円の給付限度額が支給されます。
学費の高さに懸念している方は、ぜひ各自治体の奨学金制度を利用しましょう。
関連記事:通信制高校の学費はいくら?平均相場や学費無償化の方法を解説!
通信制高校のメリット4選
通信制高校には様々なデメリットが存在しますが、メリットも多数存在します。
全日制高校よりもアルバイトと勉強の両立がしやすい点やスケジュール管理がしやすい点、人間関係のストレスを減らせる点などは通信制高校のメリットです。
また、入学や転入、編入がしやすい点も大きなメリットと言えます。
以降では、通信制高校のメリットについて解説します。
勉強とアルバイトを両立できる
通信制高校はコースによってスクーリング回数が異なるため、全日制高校よりも時間の自由がききやすい傾向にあります。
長時間学校に拘束されないためアルバイトもしやすく、勉強とアルバイトを両立したい方には大きなメリットと言えます。
また、既に就職しており仕事をしつつ高校卒業資格取得を目指す方も多数在籍しています。
19歳以上の生徒は全体の約16%を占めており、様々なニーズに合わせた学習環境を提供しています。
また、スクーリングは平日だけでなく土日にもおこなわれているため、仕事やアルバイトと勉強の両立がしやすくなっています。
なお、勉強と仕事の両立をするためには勉強を継続する意志や工夫が必要となるため、学習を継続しやすい環境を整えてからアルバイトなどを始めましょう。
スケジュール調整がしやすい
通信制高校は時間に縛られず、個々のペースで通学できるためスケジュール管理がしやすくなっています。
スポーツや課外活動に専念しつつ、高校卒業資格を取得するために通信制高校を利用する方は年々増加しています。
スクーリングはコースにより異なりますが、週1~2回ほどのコースや年数回程度のスクーリング数を予定している学校も存在するため、スケジュールに合わせた学習が可能です。
また、芸能活動やスポーツ、eスポーツ専門コースを提供している通信制高校も多数存在するため、特定の分野を目指しつつ同じ志を持った仲間と切磋琢磨することもできます。
集中して活動したい分野がある方には通信制高校のスケジュール管理のしやすさは大きなメリットと言えます。
個々に合わせた学習ができる
通信制高校では個々に合わせた学習プランを提案するケースも存在するため、1人ひとりが自身のペースで学習しやすくなっています。
生徒1人ひとりの理解度に合わせ学習を進める学校も多く、学習スピードによるミスマッチが発生しにくくなっています。
また、学校によっては生徒1人に教師1人というマンツーマン体制を採用している学校も存在するため授業でおいていかれてしまう事態を防ぐことも可能です。
大学進学を検討している方の場合、生徒の理解度に合わせた学習を受けられるため志望校への合格率を上げやすい環境となっています。
人間関係のストレスが減る
通信制高校は人と接する機会や時間が少ないため、人間関係などのストレスを軽減できます。
文部科学省がおこなった在籍する生徒の実態調査では、不登校経験のある生徒が半数を占めています。
人間関係により不登校になってしまった方や他者と競争することにストレスを感じる方には、人と接する機会が少ない通信制高校の特性は大きなメリットと言えます。
通信制高校が向いている人の特徴
通信制高校には向き不向きが存在し、向いている人にも特徴が存在します。
学習面の自由度の高さから自己管理ができる人や目標が定まっている人、周囲へ相談ができる人は通信制高校に向いています。
以降では、通信制高校が向いている人の特徴について解説します。
自己管理ができる人
通信制高校は学習面における自由度が非常に高く、自己管理ができなければモチベーション維持も難しくなります。
スクーリング日数が少ないコースやオンライン受講の場合、日々の学習は自主学習がメインとなるため自分で学習管理をおこなわなければいけません。
単位を取得するためにはレポートを規定回数以上提出し、さらにスクーリングを規定の単位時間受ける必要があります。
通信制高校は全日制高校と異なり「サボろうと思えばサボれる」環境となっているため、日々の自己管理が重要です。
学習面や精神面において自己管理ができる人は、通信制高校に向いています。
目標が決まっている人
将来の目標が具体的に決まっている人も通信制高校に向いています。
通信制高校は登校日数が全日制高校よりも少なく、日によっては登校する必要もないため目標実現に向けて時間を割くことが可能です。
芸能活動やスポーツなど勉強よりも優先すべき目標がありつつも高校卒業資格は取得したい方にとって、通信制高校は問題解決策としておすすめです。
周囲からサポートを受けられる人
通信制高校はオンライン上で受講することも多く、対面授業よりも疑問を解決しにくくなっています。
学校とのやり取りが遠隔になってしまう特性上、自分から疑問を発信できなければ必要なサポートを受けられません。
遠慮なく質問や相談ができ、自分から発信できる人は通信制高校に向いています。
なお、対面での相談に苦手意識がありメールなどの連絡ツールを活用したやり取りの方が緊張しない方も通信制高校に向いていると言えます。
通信制高校が向いていない人の特徴
通信制高校は全日制高校と異なる点が多数存在します。
学習面の自由度の高さや個々のペースで学習を進める点など、通信制高校は自己管理が重要となります。
自己管理が苦手な方や他者と競いたい方には、通信制高校は向いていません。
以降では、通信制高校が向いていない人の特徴を解説します。
集中力が続かない人
通信制高校の学習は基本的に自主学習となるため、集中力が続かない方には学習継続は難しいと言えます。
自分自身で日々の学習を管理しなければ単位を落としてしまう可能性もあるため、スムーズな卒業が難しくなります。
人の目がないと集中できない方や、自己管理が苦手な方は通信制高校の自主学習メインの学習方法は合わない可能性が高いため、全日制高校を選びましょう。
他者と競いたい人
個々のペースで学習を進める通信制高校は、全日制高校のようにクラスメイトと競うことはありません。
通信制高校はクラス制を導入していないため、勉強やスポーツなどあらゆる分野において競う相手が存在しません。
他者と競い合うことにやりがいを感じる方は、通信制高校は向いていないと言えるでしょう。
通信制高校卒業後に成功するコツ
通信制高校卒業後の進路は生徒によって異なります。
卒業後の進路を有利に進め、成功を収めるためには在校中に様々な経験をしたり、資格を取得するなどいくつかのポイントを意識する必要があります。
以降では、通信制高校卒業後に成功するコツを解説します。
様々な経験をする
通信制高校は毎日登校する必要がなく、授業時間も半日ほどと短時間であるため自由に使える時間が多くなっています。
自由時間を活用し、アルバイトやボランティア活動など様々な活動を経験しましょう。
卒業後、調理師になりたい方は飲食店でアルバイトをしたり、IT業界への就職を検討している場合はプログラミングなどに時間を割くことをおすすめします。
自由に使える時間を活用し、興味のある分野へ挑戦することで将来の可能性を広げられ希望の仕事を見つけやすくなります。
また、アルバイトを通してビジネスマナーやコミュニケーション能力を習得すれば就職活動で企業から評価されやすくなります。
ぜひスキマ時間や自由時間を利用し、気になる分野へ挑戦しましょう。
資格を取得する
英検やTOEIC、簿記検定など就職に役立つ資格を取得するのもおすすめです。
大学進学を検討している方の場合、英検1~2級の取得をおすすめします。
英検1~2級を取得している場合、英語の試験が免除となるほか総合得点で加算されるケースもあり合格率を上げられます。
また、美容師や調理師などの就職に関係する資格を取得することで、卒業後有利に希望職へ就けます。
資格を取得する際は、自身が将来就きたい職業や進学などで必要となる資格を見極め時間を有効活用しましょう。
人との交流機会を増やす
通信制高校は、意識しなければ人との関わりが薄くなる傾向にあります。
進学や就職などにおいて、コミュニケーション能力は必須スキルとなります。
コミュニケーション能力はすぐに習得できるスキルではなく、少しずつ人と交流することで習得できます。
アルバイトやボランティア活動、趣味などで少しずつ人と交流する機会を設け、話すことに慣れていくことが重要です。
コミュニケーションの場を設ける際は同年代だけではなく、年上や年下など様々な年齢の方とコミュニケーションを取ることを意識しましょう。
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今回は通信制高校のデメリットについて解説しました。
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近年では通信制高校の入学者数も増加傾向にあり、文部科学省がおこなった通信制過程の入学者数調査では公立私立合わせて入覚者数は80,790人であると公表されました。
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