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結論、IELTSに過去問はありませんが、ケンブリッジ出版の公式問題集を過去問と呼ぶこともあります
- IELTSに過去問はありません
- 同等の役割を担っているのが「公式問題集」
- 公式問題集はIELTS対策に必須
結論からいうと、IELTSの勉強には必ずIELTS公式問題集の勉強が必要になります。
IELTSに関わらず他の英語テストにも言える事ですが、最初からかなりの実力がない限り過去問を解かずにいい点が取れることは無いです。
便宜上「過去問」と呼ばれることが多いですが、実際は最も本番レベルに近い、Cambridge University Pressが出版する公式問題集です
昔は今よりも情報が少なく、勉強法や教材の選び方にはかなり苦労し方も多いのではないでしょうか。
実際ムダなこともしてしまったと今では自覚しています。
イギリスの大学を卒業して、当時とは英語力も比べられないくらい上達した今は、その重要性が身に染みてわかります。
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- IELTS対策における公式問題集(過去問)の重要性を理解できる
- 過去問の正しい使い方がわかる
- 目標スコアへ近づける
練習問題集じゃあだめなんですか?
ダメとは言わない、でも本番のレベル感にもっとも近いのは公式問題種(過去問)だけなんです
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IELTSの公式問題集(過去問)だけがリアルなレベルで問題を解く事ができる理由
まずはIELTSの対策で公式問題集(過去問)が唯一無二の存在である最大の理由を紹介します。
他の問題集は本番より易し目に作られている
IELTSの勉強をする上で問題集や解説本はたしかに重要です。
IELTSの勉強をはじめた頃最初に使ったのがこのようなIELTS対策本でした。
- IELTSというテストの概要
- 各パートの解き方
- IELTS問題の模試
このような内容が大体収録されています。
IELTS初心者の方がIELTSを勉強するための入り口としては最適ですが、高スコアを取る為の仕上げには向いていません。
模試は実際のIELTS試験と比べると、かなりレベルが低く設定してあるから
とはいえそこまで変わらないんでしょう?
いえ、実際に解き比べてみるとわかるけど、形式が同じでも難易度は全然違うんです
海外のIELTS問題集も若干本番レベルより低いイメージ
日本語の攻略本を買った後に手を付けたのが、「公式問題集ではない海外製IELTS問題集」でした。
トレーニングテストと銘打って出されていた問題集でしたが、IELTS公式問題集と比べると、こちらもまた問題レベルは若干低かったです。
つまり、世の中にあるIELTS問題集は、IELTS公式問題集(過去問)よりもレベルが低く設定されています
これがIELTSを受験する前に必ずIELTS公式問題集をこなすべき理由のひとつ目です。
IELTSに限らずどんな試験もやっぱり過去問や公式問題集が一番再現性あります
そんなに深く考えたことありませんでした…
IELTSの公式問題集(過去問)を使って本番を想定した勉強をする方法
次はIELTSの公式問題集(過去問)を実際にどうやって使えばいいのかを解説します。
IELTS本番を想定するとはどういうことか
IELTS本番を想定した勉強というのは
- IELTS本番と同じ時間設定で行う=時間を測る
- 時間途中で投げ出さない
- できる限り静かでできる環境で解く
このような環境下で行う勉強です。
レベルも本番を想定するのであれば、先ほど言った理由と同じ理由でIELTSの勉強であればIELTS公式問題集以外の使用は考えられません
めんどくさそうだけどただ単に解いてるだけじゃやっぱりダメですよね…
IELTS本番を想定して公式問題集(過去問)で勉強するメリット
このように厳格な環境下でIELTS本番を想定して、公式問題集を解くのにはもちろん大きなメリットがあります。
一番大きなメリットとして、「やっていくうちに自分に適切な時間配分が分かってくる」というものがあります。
適切な時間配分というのは人それぞれ異なります、最適な時間配分を見つける為にはまず設定された時間設定で解いてみる以外方法がない
時間配分に慣れてくると、必ず本番でも慌てることが無くなります。
つまりメンタル面の強化にもなるんです。
なるほどーじゃあ形式を理解する為にまず練習模試からというのはありですか?
その通り!公式問題集には入る前に練習問題を解くのは非常に有効だよ!公式問題集(過去問)はあくまで仕上げですね!
IELTS公式問題集(過去問)の同じ問題を何度も解くことで得られるメリット
次はIELTSの公式問題集(過去問)は、何周も同じ問題をやるべきと思う理由を紹介します。
同じIELTS公式問題集(過去問)を解いてPDCAサイクルを回す
IELTS対策を効率よくするためには、工夫が必要です。
実際に勉強をはじめる前に目標設定や、スケジュール組みなどをやっておくのがオススメです
昔からあるPDCAのフレームワークに沿って、効果的に勉強を改善しながら進められたのが最大の要因です。
- Plan:計画
- Do:実行
- Check:評価
- Act:改善
簡単にいえば、上記の頭文字を取って、サイクルを回して改善を続けるというものです。
さまざまな分野で使われている継続的改善手法です。
まず、このPDCAサイクルをIELTS公式問題集に特化して当てはめてみましょう!
- P=時間配分や戦略の計画
- D=公式問題集を解く
- C=答え合わせ
- A=さまざまな面で改善点を洗い出す
こんな感じになると思うのですが、IELTSではこのPDCAサイクルを同じ問題で少なくとも2回、できれば3回回したいと考えています。
現にかつて受験した際にはIELTS公式問題集を使って、同じ問題を3週していました。
何回も同じの解いてたら答え覚えてないんですか?
もちろん2回目のサイクルを回すときは1回目から少し時間を置いて実行します
吸収しているという実感と成功体験を得る事ができる
同じ問題を解くということは、99%以上の人が1回目より2回目の方でいい点が取れます(2回目のが悪い場合は大問題)
2週目の答え合わせでは以下の点に注目して見ましょう
- 正解率は上がったか
- 本文理解度は上がったか
- わからない単語は無くなっていたか
- 所要時間は減ったか
ここで得られるのは「2回目なら自分でもこんな高得点が取れるんだ!」という自信です。
「いや、2回目だから当たり前じゃん」と思う人もいるでしょうが、実際やってみると2回目でも高得点が取れると嬉しいもの
モチベーションの向上にも繋がりますし、「自分でも頑張ればできる!」という自信をつけるのは非常に大切なことです。
ただし、2回目をする前に必ずやって欲しいのが「正しい答え合わせ」この方法は次の項で紹介します。
IELTS公式問題集で行うべき正しい答え合わせの方法
答え合わせと言っても〇×だけを付けていては公式問題集が勿体ないです!
- どうして不正解になったのか(単純に単語を知らなかったのか、凡ミスなのか、見落としなのか…etc)
- 間違えた問題の答えはどこに隠されていたのか
- 理解できない単語はあったか(リーディング、リスニングスクリプトで理解できない単語をすべて割り出して覚える)
最低限この3つの実行は不可欠です。
この3つを炙りだしたうえで2週目のPDCAのPを行ってみましょう。
じゃあ出てくる単語で知らないものがあったらすべて覚えるってことですか?
そうなんです、せっかく買ったんだからそこまで使い倒さないとダメですよ
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