スモールワールドオンライン英会話
子ども向けからシニア向けまで多様なプログラムを提供
日本人講師や日本語が話せるネイティブ講師からレッスンを受けられる
こんにちは!スモールワールド・オンライン英会話のスタッフSです。
お子さんが帰国子女で、英検受験を考えている保護者の方はいらっしゃいませんか?せっかく身につけた英語力、ぜひ英検合格につなげたいですよね。
でも、帰国子女だからといって英検が簡単とは限りません。むしろ、英語力と英検対策は別物と考えて、戦略的に学習を進める必要があるんです。
今日は小学生の英検®対策(帰国子女編)を帰国子女を娘に持つ、私の経験から帰国子女の英検対策について書いてみたいと思います。
うちの子どもは幼少期に渡米し、現地の小学校に通いました。そのため、英会話自体は、当時ネイティブ並みに話せたのですが、こと日本の英検受験、となると、話はそう簡単ではありません。
この記事では、帰国子女の小学生が英検でつまずきやすいポイントを解説し、効果的な対策方法を具体的にご紹介していきたいと思っています。
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帰国子女が直面する英検の壁
帰国子女にとって、英検は英語力を証明する有効な手段の一つですが、その対策には特有の難しさがあります。一見英語が堪能に見える帰国子女でも、英検で高得点を取るには、それ相応の対策が必要となるケースが多いです。
帰国子女が英検対策において直面する主な壁を3つのポイントに絞って解説します。
英語力と英検対策の違い
帰国子女は、海外生活で培った高い英語力を持っていることが多い一方、英検特有の出題形式や問題傾向に慣れていない場合があります。日常会話はスムーズでも、英検で求められる文法知識やライティングスキル、読解力などが不足しているケースが見られます。
つまり、高い英語力と英検のスコアは必ずしも比例しないのです。英検は、特定のフォーマットや出題範囲に基づいて設計された試験であり、その対策には戦略的な学習が不可欠です。
例えば、英検の公式サイトで公開されている過去問を見ると、試験特有の傾向や出題形式を理解することができます。対策なしに高得点を目指すことは難しいでしょう。
ちなみに、英検の参考書も色々手にしましたが、日本で販売されている英検対策の参考書は、ことごとく日本語解説が漢字いっぱいで難解。小学生のうちの子どもには無理でした。。。
日本の学校教育とのギャップ
海外の学校で英語を習得した帰国子女にとって、日本の学校教育における英語の授業内容は簡単すぎると感じる場合も少なくありません。授業内容に興味を持てず、学習意欲が低下してしまう可能性も懸念されます。
日本の英語教育は、どうしても文法や読解に重点が置かれる傾向があり、スピーキングやリスニングの練習機会が限られている場合もあります。得意な分野と不得意な分野の差が大きくなる可能性もあり、お子さんによっては文法が必要以上に苦手になってしまうということも十分あり得ます。
もちろん、日本の学校で学ぶ英文法を既に理解している場合もありますが、英検では、より高度な文法知識や、文法を正しく運用する能力が求められます。そのため、旺文社などの出版社から出ている英検対策用の教材を活用し、弱点分野を補強することが効果的です。
年齢相応ではない語彙や知識
特に、英検2級以上になると、準1級以上になると、頻出単語(政治・経済の話題)解説が難しいです。この「英検頻出単語の解説の難しさ」は、小学生が英検のハイレベル級を受験しようとすると、全員がぶち当たる壁なのではないでしょうか。
英語以前の問題として、小学生には難しいことがたくさん出てくるからです。例えば、以下はRECESSION(経済不況)を解説したときの会話です。
経済が停滞しているのよ。景気が悪いの!雇用が落ち込んでてね~
ケーザイ?ケーキ?コヨー?
だ・か・ら!!economyが~、going downで~、employeesが余ってて、consumerたちはあんまり物を買わなくなるの!!
(・・・と、このようにルー大柴が君臨します笑)
・・・・Mom、全部英語でしゃべってよ
こんな感じで日本語が弱く(母の英語もダメ)、しかもニュースに無関心な子に対しての英検対策は本当に大変でした!
小学生が英検®を受験する時、難しい点は、学校でまだ習っていない、いわば世の中の仕組みを理解する、といいましょうか、大人力?が試されるところですね。
効果的な英検対策法と親の役割
帰国子女のお子様は、すでに英語に慣れ親しんでおり、高い英語力を持っている場合が多いです。しかし、英検は英語力だけでなく、試験特有の形式や出題傾向に合わせた対策が必要となります。
保護者の方には、お子様の英語学習をサポートするだけでなく、英検合格に向けた戦略的な学習を促す役割が期待されます。
ニュースや時事問題を題材に
英検では、社会問題や環境問題など、時事問題に関するトピックが出題されることがよくあります。
積極的に自ら進んで勉強出来る子であれば、サポートは最小限でいいかも?!・・・ですが、うちの子の場合、真逆の性格のようで、「いかにラクしてさぼるか」に心血を注いでおりました(泣)
そんな子どもが英検®に対し、少しでも楽しく興味を持ってチャレンジしてもらうために、実践してきたこと(効果的だった)ことは、ズバリ!
世の中のニュースを一緒に考える ことでした。
夜7時のニュースをテレビの前に陣取って一緒に見ようっていうんではなく、(きっとニュース&報道番組が好きなお子さんはいないでしょう。。。)
「今、何が話題か」
「日本だけでなく世界で何が起きたか」
「どう思う?」と問いかけ、会話に導くことがいいと考えます。
すべて日本語で会話すればいいんです!何も英検®の勉強のためにって親御さんが英語でしゃべる必要はないんです。もちろん、英語が話せる場合は、わかりやすい英語で語り掛けてくださいね。でも、日本語でのそんな親子の会話であっても、英検対策としてはバッチリです。
その他、例えばBBC Learning Englishなどは、英語学習者向けに分かりやすく書かれたニュース記事を提供していますので、一緒に見て意見を交換するというのも良いですね。
ゲーム形式で遊べる学習アプリの活用
楽しみながら英語学習を進めるために、ゲーム形式で学べる学習アプリを活用するという方法もあります。
語彙力強化、リスニング練習、リーディング対策など、様々な目的に合わせたアプリが数多く提供されています。お子様の年齢や学習レベルに合ったアプリを選び、飽きずに継続して学習できる環境を整えてあげましょう。
例えば、DuolingoやMemriseなどは、ゲーム感覚で楽しく語彙や文法を学習できる人気のアプリです。また、英検対策に特化したアプリも多数ありますので、目的に合わせて活用すると良いでしょう。
オンライン英会話でレベルアップ
オンライン英会話は、ネイティブスピーカーと会話する機会を増やし、実践的な英会話力を養う効果的な方法です。マンツーマンレッスンであれば、お子様のレベルや目的に合わせた個別指導を受けることができ、弱点克服や得意分野の強化に役立ちます。また、定期的に英会話レッスンを受けることで、英語学習のモチベーション維持にも繋がります。
帰国子女向けレッスンの選び方
帰国子女のお子様の場合、すでに日常会話レベルの英語力は身についていることが多いので、英検対策に特化したレッスンや、より高度な表現を学ぶためのレッスンを選ぶと効果的です。無料体験レッスンなどを活用し、お子様に合った講師やカリキュラムを見つけることが大切です。
事前に先生と連絡が取れるようであれば、帰国子女であることを必ず伝えておいてください。簡単すぎるレッスンを用意している場合もあり、当日先生も子供も双方で戸惑ってしまうことになります。
日本人講師・ネイティブ講師の活用
すっかり自分のスクールの宣伝になってしまいますが、スモールワールドオンライン英会話には、そんな小学生の英検受験で強い味方になってくれる先生が揃っているんです!
日本人講師とネイティブ講師、それぞれのメリットを活かして学習を進めることが効果的です。
学習目的に合わせて複数の先生から指導を受けられるのも、オンライン英会話の大きなメリットだと思っています。
たとえば、英語ネイティブ講師とは、旬の話題をディスカッションするときに予約。一方、日本人講師のレッスンでは、英検の過去問を解いて解説してもらったり、お子さんの実力に合わせて講師を併用することができておすすめです。
All English で英検®対策を実施してくだる先生もいらっしゃいますよ!
英検®対策レッスンを得意とし、ハイレベル級までキッチリ教えて下さる先生の質の高さでは本当に他のスクールの追随を許さない、と思っています!
どのオンライン英会話スクールでも、ほとんどのスクールでは無料体験ができます。まずは体験をして、お子さんに合っているかどうかを確認しましょう。
ハイレベルキッズ向け「英検合格への近道」
すでに高い英語力を持つ帰国子女のお子さんにとって、英検合格は単なる通過点です。さらなる高みを目指すハイレベルキッズにとって、合格だけでなく高得点獲得、そしてその先の英語力活用こそが重要ですよね。
ここでは、高い目標達成のための学習戦略と、親御さんのサポートのポイントをご紹介します。
目標設定と学習計画
明確な目標設定は、学習意欲を高め、効果的な学習計画を立てるための基盤となります。目標は、ただ「英検準1級合格」とするのではなく、具体的な点数や合格時期を設定しましょう。例えば、「202X年秋までに英検準1級に英検CSEスコア2500点以上で合格」といった具合です。
目標達成までの学習計画は、お子さんと一緒に作成することが大切です。学習内容、時間配分、進捗状況の確認方法などを具体的に決め、計画表に落とし込みましょう。
計画表は、壁に貼ったり、アプリで管理したりするなど、お子さんにとって見やすく管理しやすい方法を選びましょう。計画通りに進まない場合も、柔軟に修正しながら進めていくことが大切です。
目標達成のためのSMART目標設定
目標設定には、SMARTのフレームワークを活用すると効果的です。SMARTとは、Specific(具体的)、Measurable(測定可能)、Achievable(達成可能)、Relevant(関連性)、Time-bound(期限付き)の頭文字をとったものです。
例えば、「英検準1級合格」という漠然とした目標ではなく、「202X年秋までに英検準1級リーディングセクションで80%以上の正答率を達成する」というように、具体的かつ測定可能な目標を設定することで、学習の進捗状況を把握しやすくなります。
目標は、お子さんの将来の夢や目標に関連していることが望ましいです。達成することで、将来の夢をかなえるためにこれだけ近づくことができる、などの具体的な内容が見えると、モチベーションを維持しやすくなります。
このようにSMART目標設定シートなどを活用しながら、お子さんと一緒に目標を共有して励ましたりサポートをしてあげてくださいね。
モチベーション維持のポイント
高い目標を達成するためには、モチベーションの維持が不可欠です。学習がマンネリ化しないよう、様々な工夫を取り入れましょう。
例えば、学習内容に関連した映画やドラマ、洋楽などを楽しむ時間を設けたり、英語圏の文化に触れるイベントに参加したりするのも良いでしょう。
また、目標達成までの過程を可視化することも効果的です。カレンダーやホワイトボードに学習記録を書き込んだり、達成度に応じてご褒美を用意したりすることで、モチベーションを高く保つことができます。
英検対策だけでなく、英語学習全体を楽しむ工夫を取り入れることで、継続的な学習意欲を育むことができます。
モチベーション維持の方法 | 具体的な例 |
---|---|
ご褒美を設定する | 目標達成度に応じて、好きなおもちゃやゲーム、お出かけなどをプレゼントする。 |
学習環境を整える | 静かで集中できる学習スペースを用意する。 |
目標を共有する | 家族や友人、先生などに目標を伝え、応援してもらう。 |
成功体験を共有する | テストで良い点数が取れた時など、家族や友人と喜びを分かち合う。 |
学習成果を可視化し、成功体験を積み重ねる
学習の成果を可視化することは、モチベーション維持に大きく貢献します。例えば、英単語テストの点数や模擬試験のスコアをグラフ化したり、学習時間を記録したりすることで、努力の成果を目に見える形で確認することができます。
小さな成功体験を積み重ねることで、自信につながり、さらなる学習意欲の向上に繋がります。また、定期的に振り返りの時間を取り、学習内容の理解度や課題を明確にすることも大切です。目標達成までの道のりを明確にし、成功体験を積み重ねることで、お子さんのモチベーションを高く維持することができます。
どんなお子さんでも、まずは「大げさにほめる」ことが効果的です!小さなことでも大げさにほめて、ほめるだけ伸びていきますよ!
英語学習を日常生活に繋げる
英語学習を日常生活に繋げることで、より実践的な英語力を身につけることができます。
例えば、英語で日記を書いたり、家族と英語で会話する時間を作ったりするのも良いでしょう。
興味のある分野の英語のニュース記事やウェブサイトを読んだり、英語の動画を視聴したりするなど、楽しみながら英語に触れる機会を増やすことも効果的です。
英語学習を日常生活に自然に取り入れることで、継続的な学習習慣を身につけることができます。
まとめ
この記事では、帰国子女の小学生のお子さんが英検対策でつまずきやすいポイントと、効果的な対策方法について解説しました。
帰国子女のお子さんは、一見英語が堪能に見えても、英検特有の出題形式や日本の学校教育とのギャップに戸惑うことがあります。英語力と英検の対策は別物と捉え、試験対策に特化した学習も必要です。
さらに、ハイレベルなお子さんには、明確な目標設定と学習計画の立案、そしてモチベーション維持のための工夫が合格への近道となります。親御さんは、お子さんの学習状況を把握し、適切なサポートをすることで、お子さんの英検合格を後押しできるでしょう。
お子さんの個性と向き合いながら、楽しみながら学習を進めていけるように応援していってあげてくださいね。
英検対策にはスモール・ワールドがおすすめ!
スモールワールドオンライン英会話は、アンケートで実に生徒の半数以上が英検対策のレッスンを受講しているという英検対策で大人気のスクールです。
「しっかり学べるオンライン教室」をテーマに、日本人講師とネイティブ講師が英検や英会話の指導を担当してくれています。家庭教師の代わりに、英語塾に+αで、といった使い方をしてくださっている生徒さんも多数います。
毎月課金のサブスクリプションシステムではなく、「欲しいときに欲しい分だけ」レッスンポイントが購入できるチケット制に近いシステムになっています。
そのため英検対策レッスンを受講したいときに集中して受講する、テストが終わったらしばらくレッスンをお休みする、といった柔軟な受講方法が選択できるため、英検を目的に学習したい生徒さんには最適なスクールです。