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英検面接、緊張しますよね。特に準備期間が短い場合、「一体何をすればいいの?」と不安になる方も多いのではないでしょうか。
英検面接には、なにか特別な裏技があると思いますか?先に結論を言ってしまうと「これをやれば絶対受かる」というような裏技は存在していません。ただし、合格をグッと引き寄せるための効果的な対策は、あります!
この記事では、前日でもできる英検二次試験(面接)対策を、入室から退室までの流れに沿って徹底解説。面接カードの書き方や公式サイトの活用法はもちろん、オンライン英会話やバーチャル二次試験を使った実践練習方法もご紹介します。ぜひ最後まで読んで、英検二次試験合格を勝ち取ってください!
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入室から退室まで、面接の流れを完全攻略
英検二次試験の面接は、多くの受験者にとって緊張するものです。でも、流れを事前に把握し、適切な対策を講じることで、落ち着いて試験に臨むことができます。
ここでは、級に関わらず共通する面接の大まかな流れと、それぞれの段階でのポイントを詳しく解説します。
自信を持って面接に臨むための準備
事前の準備は、面接本番でのパフォーマンスに大きく影響します。以下の3つのポイントを踏まえ、万全の態勢で面接に臨みましょう。
入室前のメンタルコントロール
面接の結果に大きく影響を与えるのが、受験生のメンタル(自然な会話ができる落ち着き)です。受験級のレベルに応じたスピーキング力が必要になることはもちろんです。
ですが、受験生の本来持っている実力を、最大限発揮できるかどうか。これは受験生のメンタルによる影響が非常に大きくなります。
特に、独学だけやオンライン学習だけで英検二次試験に臨む人は、このメンタル面での準備を見落としがちですので要注意です!
待合室から入室までをシミュレーション
待合室での過ごし方や入室時のマナーも評価の対象となります。名前を呼ばれたら、ハキハキとした声で返事をし、丁寧な挨拶を心がけましょう。
ノックの回数やドアの開閉、着席のタイミングなども事前に確認しておくと緊張を和らげることができると思います。面接官の指示に従い、落ち着いて行動できるかどうかが、重要になってきます。
声のトーンと話し方の重要性
面接では、聞き取りやすい声のトーンと適切なスピードで話すことが重要です。早口になったり、声が小さくなったりしないよう注意しましょう。
また、アイコンタクトを適度に取り入れることで、面接官とのコミュニケーションを円滑に進めることができます。普段から英語を話す際に、声のトーンやスピードを意識して練習しておきましょう。
一人でボソボソと模擬練習をしていませんか?
独学で面談練習をしていると、大声で練習する必要もないので当然ですが、どうしても静かなボソボソ声で、英語を発話していると思います。
これは要注意!ボソボソ声がクセになってしまい、本番でも大きなハッキリした声で回答できなくなってしまう可能性があります!
本番さながらの模擬練習で自信をつけよう
面接の流れを理解したら、次は実践練習です。本番を想定した練習を繰り返すことで、自信を持って面接に臨むことができます。
面接官役とのロールプレイング
家族や友人に面接官役をお願いし、本番と同じ形式で練習してみましょう。第三者の視点からアドバイスをもらうことで、客観的に自分のパフォーマンスを評価することができます。特に、発音や文法、会話のテンポなど、自分では気づきにくい点を指摘してもらうと効果的です。
中でも一番手軽なのが、保護者さんとの練習ですね。
お父さん、お母さんも「私は英語が苦手だから・・・」などと言っていないで、ぜひ積極的に面談のお手伝いをしてください!
そして受験生である、お子さんも「親の目の前で英語を話すなんて、恥ずかしくってイヤだよ」という抵抗感があるのは分かりますが、そこも含めて訓練だと思ってトライしましょう!
オンライン英会話や英会話スクールなどを利用して、ネイティブスピーカーとロールプレイングを行うのも効果的です。
実践的な練習を通して、様々な質問への対応力を養うことができます。また、外国人講師との会話に慣れることで、本番での緊張を軽減することができます。
イメージトレーニングは本当に重要で効果的です。
「はきはき話せて、面接官に好意的に応対してもらっている自分」
をイメージすると、本当に合格に近づくのです。
これは、プロのスポーツ選手なども実践しているトレーニングですよ!
面接の流れを事前に把握しておこう
以下は、英検3級~1級のすべての二次試験に共通する面接の流れです。級によって少しずつ細かな違いはありますのであくまで参考程度にご覧ください。
段階 | 受験者の行動 | 面接官の行動 | ポイント |
---|---|---|---|
入室 | ノックをして入室、挨拶をする。「May I come in?」「Good morning.」など | 入室を促す。 | 明るくハキハキとした声で、笑顔で挨拶をする。 |
着席 | 面接官に着席を促されてから着席する。 | 着席を促す。「Please have a seat.」など | 指示に従って落ち着いて行動する。 |
面接カード提出 | 面接官に面接カードを渡す。「Here you are.」など | 面接カードを受け取る。 | 丁寧に渡す。 |
面接開始 | 面接官の指示に従う。 | 質問をする。 | 質問をよく聞き、落ち着いて答える。 |
面接終了 | お礼を述べる。「Thank you.」など | 退室を促す。「You may go now.」など | 丁寧にお礼を述べ、退出する。 |
退室 | ドアを閉めて退室する。 | 静かに退室する。 |
公式サイトを活用しよう
英検の公式サイトには、面接の流れや注意点、サンプル問題などが掲載されています。これらを活用することで、面接対策を効果的に進めることができます。
また、バーチャル二次試験というページも用意されています。模擬練習の参考になりますのでぜひチェックしておきましょう。
その他、以下のような情報も英検公式サイトで確認することができます。特に過去問は、とても貴重な情報が無料で利用可能です!ぜひ活用しましょう。
情報 | 内容 |
---|---|
面接の流れ | 入室から退室までの一連の流れ、面接官とのやり取りの例などを確認できます。 |
注意点 | 服装や持ち物、時間厳守など、面接に際しての注意事項が記載されています。 |
過去問 | 過去の面接で出題された問題や模範解答例を確認できます。 |
級別情報 | 各級の出題範囲や難易度、合格基準などが詳しく説明されています。 |
試験日程 | 試験の実施日や申込期間などを確認できます。 |
最新フォーマットで練習をしよう
英検の公式サイトでは、最新の面接カードのフォーマットがPDF形式でダウンロードできます。 実際の面接で使用するものと同じフォーマットで練習することで、本番での緊張感を軽減することができます。
ダウンロードしたフォーマットに記入し、何度も音読練習を繰り返すことで、自信を持って面接に臨むことができるでしょう。
英検面接カードサンプルは PDFダウンロードができます!
PDFはこちら ←サンプルは英検準2級のものです
面接官への印象をアップ
評価項目の中で、アティチュード(Attitude)「態度・姿勢」があるのはご存じの通りです。
高級な絵も、額縁がボロボロでは価値のあるものに見えないことがあります。
一方で、「その逆も然り‥」とは言えず、もちろん実力が伴ってこその合格!・・・・ではありますが、外枠の要素も大切だということは言えるのではないかと思います。
今日の記事の内容を、ぜひ心の片隅に留めておいて頂き、悔いのない面接になるようにしてください!
好印象を与える立ち居振る舞い
入退室時のマナーや面接中の姿勢、表情は、あなたの印象を大きく左右します。第一印象を良くし、最後まで好印象を維持するための具体的な方法を学びましょう。
入室から着席まで
ノックをしてから入室し、面接官に名前と受験級を伝えましょう。笑顔で挨拶し、許可を得てから着席します。この一連の動作をスムーズに行うことで、自信に満ちた印象を与えられます。入室時の挨拶は、明るくハキハキとした声で行うことが大切です。
“Good morning/afternoon. My name is ○○. I’m here for the Grade ○ examination.”
のように、簡潔で丁寧な表現を心がけましょう。
着席の際は、背筋を伸ばし、椅子の背もたれに軽く寄りかかる程度にしましょう。
面接中の姿勢と視線
面接中は、背筋を伸ばし、適度に面接官の目を見て話すことが重要です。視線を泳がせたり、うつむいたりすると、自信がない印象を与えてしまいます。
腕組みや足を組むなどの態度は避け、自然な姿勢を保ちましょう。どうしても緊張してしまう場合は、面接官の眉間あたりを見るようにすると、視線を合わせているように見えて効果的です。
退室時のマナー
面接終了後は、面接官に感謝の言葉を伝え、丁寧に退室しましょう。”Thank you for your time.” と一言添えるだけで、好印象を与えられます。退室する際も、ドアを静かに閉めるなど、最後まで気を抜かないようにしましょう。
自信と誠実さをアピール
面接官は、受験者の英語力だけでなく、人となりも見ています。自信と誠実さをアピールすることで、面接官からの評価を高めることができます。
積極的な姿勢
質問に対して、積極的に答える姿勢も大切です。
分からない問題があっても、諦めずに、知っている単語や表現を使って、何かしら答えようとする姿勢を見せることが重要です。
積極的にコミュニケーションを取ろうとする姿勢は、面接官に好印象を与えます。質問の意味が分からない場合は、”Could you please repeat the question?” と聞き直すことも可能です。ただし、何度も聞き直すと、理解力不足と判断される可能性があるので、注意が必要です。
誠実な態度
面接官の質問には、見栄を張らずにありのままの自分の意見を伝えましょう。たとえ難しい質問であっても、正直に自分の考えを伝えることが重要です。
ごまかしたり、目を泳がせながら回答するのは印象が良くないし、声もぼそぼそと自信なさげな声になってしまいます。。
まとめ
この記事では、英検面接に「裏技」はないものの、合格を勝ち取るための準備と戦略について解説しました。
面接の流れを把握し、入室から退室までをシミュレーションしておくことで、本番での緊張を和らげ、自信を持って臨むことができます。家族や友人との模擬練習や、オンライン英会話などを活用した実践練習も効果的です。特に、本番を想定したロールプレイングは、より実践的な練習となり、自信につながるでしょう。
前日でもできる対策として、声のトーンや話し方を意識した練習、面接カードの記入、公式サイトでの情報確認などが挙げられます。
これらの対策をしっかりと行うことで、合格の可能性を高めることができるでしょう。焦らず、一つずつ着実に準備を進めて、自信を持って面接に臨んでください。