スモールワールドで大人気帰国生講師の

Akari先生にインタビュー!

 

Akari先生は・・・

 

「素敵なバイリンガルの帰国生講師」

 

「英語力と人間力の魅力にあふれる現役大学生講師」

 

 

 

Akari先生

Akari先生は、英検1級、TOEFL 115、TOEIC 975、TOEIC IP 990

 

取得している素晴らしい先生です!

 

帰国生のクラスからTOEFL対策、 フリートークまで

 

明るくユーモアに富んだレッスンが大人気です。

 

今回はAkari先生に、 海外生活での体験談、

 

帰国生の英語力維持・向上について聞きました。

 

 

Akari先生(以下敬称略) O:事務局スタッフO 

 

♦海外生活での体験談♦

O:今日はAkari先生の海外での体験談を通して、帰国生の英語力維持・向上についてお話をお聞きしたいと思います。

帰国生をはじめ多くの皆さんに是非参考になるお話をお伺いできれば嬉しいです!

中学生まで海外で過ごされた経験がありますね?

 

Akari:海外生活を2度経験しています。

1度目は小学1年生~3年生の途中までオーストラリアへ。その後、2年帰国した後2回目は小学5年生から中学3年生の夏までアメリカで生活しました。

 

O:海外に転居した時、苦労した事はありますか?

 

Akari:1度目のオーストラリアの記憶ですが、現地の学校に通学しました。

最初は日本と生活スタイルが違っていて大変でした。しばらくの間、泣きながら過ごしました。しかし、小学1年生と幼かったので慣れるのも早かったです。何気なく遊んでいるだけで友達と自然に溶け込む事ができました。

 

O:小3で一度帰国した時はほっとしましたか?

 

Akari:日本のその年齢の子供たちはおませです。今度はその中に馴染むのが大変で、逆カルチャーショックを受けました。

型にはまった感じは合いませんので、友達の遊びには付いてはいけませんでした。変わった人と思われて仲間外れにされたこともあったし、環境に慣れるのに時間が掛かりました。

でも苦難だけではなく嬉しかったこともあります。帰国生と言う事で、友達になりたいとかちやほやされた経験もあります(笑)

 

O:2回目の海外生活はまた1回目とは少し違ったのではないですか?

 

Akari:10~11歳でアメリカの現地の学校に転入した時は1回目より更に厳しい状況が待ち受けていました。

その年頃になると、すでに仲の良い友達同士で仲間が構築されていて、その輪の中に打ち解けることができませんでした。本来、私は面白い会話もできるし冗談も言えます。でも、英語が話せて意思の疎通はできていても、英語で話すときは本当の自分を出せないし自信も持てませんでした。それは、言語が異なる事、文化や考え方、雰囲気の違いからくるもの…いわゆるカルチャーショックですね。

とにかく3年ほど、素の自分を出せないでいると言う苦悩を抱えていました。やっと、最後の半年間で、英語を話すあるがままの自分を手に入れました。

 

O:それは大変でしたね。英語はきっと相当な努力をされたんでしょうね。逆に日本語の方は忘れませんでしたか?

 

Akari:勉強面ではとても忙しかった思い出があります。

月曜日~金曜日まで現地の公立学校に通い土曜日には日本語の補習をする為のスクールに通いました。だから、大幅に勉強が遅れることはありませんでした。

この時代、私は日本の中学校に憧れていたんです。アメリカは大学みたいな方式で自由にクラスを選択する仕組みです。だから、日本の中学みたいに与えられた授業や制服、そして部活がある生活に憧れていました。

♦帰国生の有利な点・努力すべき点♦

O:帰国子女である事の有利な点、努力すべき点を教えてください。

 

Akari:

有利な点

話せる言語の選択肢がもう1つ増えること。これにより、一緒に価値観や知識を共有できる人々やものの世界が広がり、新しい考え方や発想、システムなどを取り入れることが可能となります。そうすることによって、物事を柔軟に捉えられます。

 

努力すべき点

英語を得意とする方々は大勢いらっしゃいますので、特別ではないと思っています。

そのことをまず理解した上で、言語力以上に自信を持って何ができるのか?英語力をキープしながら課外活動に挑戦するなど負けないで取り組む心を持つと言うことが大切だと考えています。

♦帰国生の英語維持・向上について♦

O:帰国生なら英語がペラペラ、という印象を持たれがちですが、通常は滞在された年数にもよると思いますし、帰国する時点での英語力で日本に戻られますよね?でも、Akari先生はTOEFL 115、TOEIC 975、TOEIC IP 990、英検1級と素晴らしい英語力をお持ちです。帰国後はどのように高い水準の英語力を維持、向上されましたか?

 

Akari:私の経験が参考になればと思います。

アメリカから帰国後は、高校受験の為に英語の塾に通いました。TOEFLと英検もこの頃に取得しました。

英検準1級を満点で取得、文部科学大臣賞を受賞しました。そして、英検1級、TOEFL 115、TOEIC 975、TOEIC IP 990も取得しています。

具体的な勉強として、CNNの10分ニュースはお勧めです。時事問題と英語の知識の両方が身につきます。

オンライン英会話でレッスンも受けました。実際に話す機会が増えとても良い経験になりました。

 

O:英検1級をすでに取得していたAkari先生のレベルでもオンライン英会話でレッスンされていたのですね!高校での英語の授業はどうでしたか?

 

Akari:高校は帰国生が大勢通う学校でしたので、授業がとても役立ちました。

特に、グループに分かれてプレゼンをする授業で、トピックが与えられそれについて15分で調べて、纏めたら発表します。プレゼンやディベートにより、自分の考えを瞬時に言語化することで英語力が身に付きますし、それが自然と日本語力の向上にも繋がって行きました。

TOEICは高校時代の間に受験しました。

大学では、摸擬仲裁のゼミに所属しています。英語のビスムートという世界中の大学が参加している大会のゼミです。

 

O:Akari先生ご自身もレベルの高い場で自己研鑽に努めていらっしゃるんですね!

帰国生向けのレッスンをご提供されていらっしゃいますが、実際にどの様なレッスンをされていますか?

 

Akari:私のクラス「I am 帰国子女」では、帰国生の生徒さんのレベルに合わせて身近なトピックについて意見を聞いたり、私を説得してもらったりするようなレッスンを行っています。

 

O:なるほど。先生の高校時代のプレゼンやディベートの授業が活かされていて興味深いレッスンですね!

♦留学される方へのアドバイス♦

O:これから留学を計画されている方にもアドバイスをお願いします。

 

Akari:留学を通して言語を取得する目的を持つことも重要ですが、どちらかと言えば現地の人々の価値観や文化、習慣、その国の空気感など目に見えないものを習得することが大切だと思います。

 

O:確かにそれを知らないまま、現地の言葉を使っても、血の通った言葉じゃないのかもしれないですね。

 

Akari:ナチュラルな英語を身に着けるには、それを知ることが一番の近道だと思います。

♦ご家族のサポート♦

O:帰国生に対するご家族の方ができるサポートなどがあれば教えてください。

 

Akari:私の場合ですが、海外に滞在中、平日は現地の学校そして週末は日本語の補習校とハードな毎日を送っていました。でも、家族がそれを投げ出さないように見守ってくれました。

また、帰国後も帰国生の多い高校に入学するよう導いてくれました。

帰国後は英語力の保持や向上は難しいのですが、半分くらいの生徒さんが帰国生という環境で勉強できたことにより努力できました。やはり、そのような環境は大切だったと思います。だから、現状に満足しないで向上することができたのだと思います。

 

O:ご家族の方には、日本でもお子様が英語を維持したいと思うような環境づくりを意識してあげられると良いですね。

 

【後記】 

Akari先生、濃い学生時代を過ごされたのですね。その体験談から役に立つお話いただきまして、本当にありがとうございました!

先生は現在、学業の傍ら部活動や英語講師をされ充実した日々を過ごされています。英語力と人間的な魅力にあふれる素敵な先生です。

これからもAkari先生のレッスンを楽しみにしております。

 

 

取材:スタッフO

 

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