小学生で英検に挑戦したいけど、対策は何をしたらいい?効果的な英検合格に向けての勉強法は何?

英検にチャレンジする方の悩みはいろいろありますよね。

 

 

今回はスモールワールドの中でも

英検レッスンが特に大人気のOlive先生に、

このブログを読んでくれた方へ特別に!

アドバイスをいただきました。

 

 

 

S(事務局スタッフ) :Olive先生のレッスンを受講する生徒さんは、どんな層の方が多いですか?

 

Olive先生(以下敬称略):小学生から中学生・高校生までいます。10割が英検受験を目標にしている生徒さんです。

特に小学校高学年の生徒さんは、中学受験の前に英検を取得したいという方が多いですね。

 

S : 取得級によっては、中学受験の科目が免除になったり、有利になるケースが増えているようですね。

 

小学生の英検対策

S : 小学生のお子さんの英検対策についてお伺いします。英検何級を目指している生徒さんが多いですか?

 

Olive : 年齢によりますけど、低学年だと英検4級~5級、高学年になると英検3級~準2級のお子さんも増えてきます。 

ただ、小学生の場合、受かっている級の英文法があやしいまま次の級にトライしようとする生徒さんが多いですね。

保護者様がトライさせようとする、というのが実際のところですが💦。

 

S : その場合、先生はどう対応されていますか?

 

Olive : これに関しては、短期間で行いたいのか、じっくり時間をかけて対策をしていくのかをヒアリングした上で、プランを作っています。

実力が見合っていないのに短期間で上の英検級を目指したいという希望がある場合は、

まず現状を保護者様にご説明して前の級の英文法を確認しながら時間をかけて進めていくことをお勧めしています。

 

ですが、「やはりどうしても次の英検で何としても合格したい」、というご要望もあります。

 

その時は現時点でのレベルをご説明した上で、ある程度割愛しながら駆け足のペースで受験対策を行います。

それで結果うまくいかなかったとしても理解はしてくださいます。

 

そういう意味でも、保護者様とのコミュニケーションは大切にしていますね。

小学生の英文法指導—ここがポイント

S :  小学生のお子さんに英検指導をする上で、苦労していることや工夫をしていることを教えてください。

 

Olive:小学生は出来なかったり間違ったりすると、顕著に落ち込み、すぐに嫌がり始めます。

 

「間違っていいよ」

「もう一回学ぶチャンスもらったと思って!うん、でも忘れるよねー。私も忘れる(笑)」

 

といった感じでまずは気持ちを和らげてあげます。

 

「宿題わすれました」と言ってきたら「じゃあ「宿題忘れた」と英語で言ってみよう!」と言って少し遊びを加えると、その英文フレーズは喜々として覚えてくれます(笑)

 

S : 小学生の場合、英文法指導は大変ではないですか?

 

Olive : 英語の文法を教える際は、宿題を出すのが効果的ですよ。

 

私のクラスでは、英作文や英語日記を書いてきてもらいます。身近な題材だと作りやすいですね。

それによって、文章の構成力、英単語力が身につきます。

 

また、英検の二次対策もかねてShow and tell の準備をしてもらいます。

 

Show and Tell は、レッスン内ではフリートークのように見えるけど、実は準備してこられるトークなので、生徒も緊張せず楽しんでいます。

私も聞いていて楽しいです♪。

 

英語を発話することによって単語力、熟語力、文章構成力が身につきます。そしてそれを重ねるうちに臆することなく話せるようになり、自信につながっているようです。

 

実際のところ、小学生の中には既に他の英会話教室で習ってきているお子さんもいて、意味は分かっていなくてもすでに英文法の用語だけは知っているケースがあります。その場合は、英文法用語を不必要に避ける必要はないと思っています。

 

英検合格の秘訣・家族のサポートについて

S : 英検合格の秘訣やご家族の方ができるサポートなどがあれば教えてください。

 

Olive 小学生の場合はおうちの方のサポートは絶大ですね。 

低学年は特に宿題面でのサポートが必要となります。

 

S : そうですよね。自ら進んで英検の勉強をする小学生ってなかなかいないでしょうしね。

 

Olive英検合格には、やはり単語を読めること、英語の語彙力が必須です。

それがなければ絶対に解けません。英単語が分からないと進みません。

 

S : 確かに単語の意味が分かればなんとなく文章の内容を予想できますよね。

 

Olive : 英検5級を目指している小学生低学年で単語さえ全然読めない、という生徒さんがいて、

その子にはフォニックスからスタートしました。読めるようになって自信がついたら、パス単を使って2~3ページずつ英単語と英熟語セットで覚えてきてもらい、無事、英検5級に合格しました。

 

S : 英検の問題はレッスン中に解いてもらいますか?

 

Olive:私の場合は、問題はある程度事前に解いてもらってレッスンで答え合わせしながら解説しています。

 

特にリスニングは宿題でやってきてもらいます。レッスンの時間をリスニングの音だけ聞かせることに使うのは勿体ないですから。

 

解答見て写している生徒さんもやっぱりいますけどね(笑)

レッスンで見れば分かるけど「見たでしょ?」と言わずに分かっているかどうか一緒に確認しながら進めています。

 

S : 先生、お上手ですね(笑)!

 

中学生・高校生の英検対策

S : 中学生・高校生のレッスンではどのようなリクエストが多いですか。

 

Olive : 生徒によって苦手な内容は様々です。

単語、熟語を暗唱してもらったり、英語長文が苦手なら精読、全翻訳をしてもらいます。

 

S : レッスン内容も小学生とは雰囲気が違うのでしょうね。

 

Olive : 中学生以上は自立しているし保護者のサポートもそれほど必要ありません。

中学生・高校生は、驚くほどちゃんと宿題をやってきます。 

もちろん、部活や学校の試験期間など、できない時はやらなくて大丈夫と伝えてますよ! 

負担にならないような声掛けは必ずします。

 

中学生・高校生の場合、途中で定期考査の対策をしたいという方もいます。

その時はその試験対策に切り替えるのでほとんどカスタムレッスン状態ですね(笑)

とはいっても中高生のテスト対策は、英文法も入っていて英検受験対策につながっています。

 

S : Olive先生、大変参考になるお話ありがとうございました!

Olive先生のプロフィールページはこちら

 

取材:スモールワールドスタッフS

 

 
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