9月だから余計に海が!夏が!愛おしいです。
こんにちは。
7月6日に「英語も日本語も数の数えかたって難しい」という話の中で、動物の数え方「匹」「頭」「羽」など日本人でも混乱することが多いよね、という話をしました。
そこで、今日は動物繋がりで、動物が比喩になっている英語表現「土砂降り」についてご紹介します。
土砂降りの英語表現・・・・・もしかしたら、中学生や高校生ぐらいのときに習ったこともある英熟語かもしれません。
It’s raining cats and dogs!
と言います。
言います・・・・・が、実際には聞いたことは1回しかありません。しかも、古い(90年代ぐらいの)映画の中で。
逆に、このセリフを映画で聞いたときには「へー、死語じゃなかったんだ!」と思ったぐらいでした。
もともと雨がほとんど降らない砂漠地帯のカリフォルニアに住んでいたので、雨に関する表現はほとんど学習する機会もなかったのですが、アメリカ東部に数週間訪問したときに土砂降りの雨に見舞われました。
そして、そのときにネイティブたちが使っていたのは、もっとシンプルな英単語で、
It’s pouring!
という言い回しを使っていました。
pourというのは、普段は「(飲みものを)注ぐ、つぐ」というときに良く使う表現で、英語のレシピなんかを見ていると頻繁にお目にかかることができると思います。
注ぐように、大量の水が降ってくる=土砂降りということなのでしょう。
それにしても、いっくら雨がひどく振ったからって、いっくらなんでも犬や猫は降ってこないでしょ!
と思っていたのですが、よく考えたら日本語だって、土砂降り=土や砂?!
それもそんなには降ってこない(すごい台風ならあり得る?)よな・・・・とも思った次第です。
日本語も、英語も、語源を良く知らずに面白い言い回しって色々あるんだなあ、と感じます。
英語学習の際には、そんなことにも注目しながら学んでいくと楽しみながら学習ができるかもしれませんね。