美しい夕日を激写しました♪

 

本日は来年4月から始まる小学校高学年生を対象にした「教科担任制」について少しお話をしたいと思います。

 

そもそも教科担任制というのは、何かというと、読者の方にしてみたら、自分が中学校と高校で学んできた方式、と言えば分かりやすいかと思います。

 

担任の先生はいますが、数学は数学の先生、国語は国語の先生、など教科によって指導をしてくれる先生が変わる方式です。

 

これに対する言葉が、

 

 

「学級担任制」で、算数も国語も、何なら体育まで、全て一人の先生が担当して児童の指導に当たる方式が学級担任制です。

 

どちらの方式にもメリットとデメリットがあるため、ここでは「こっちの方が良い」とか「こっちはダメ」とかいうつもりはありません。

 

ですが、小学校で英語を教えたい!と思っている方にとっては、今後求人が増えることが期待されますので、チャンスが広がったとは言えるかもしれません。

 

文科省が発表した教科担任制についての書類によると、教科担任制にすることによるメリットとして大きく4点あるそうです。

 

めちゃくちゃ意訳?して書くと、こんな感じです。

 

1)授業の質向上 

 

英語できない小学校の先生っていっぱいいるもんねー。

「(下手でも)コミュニケーションを取ろうと努力する教員の姿を見せることができる」とかって、まあそれはそうですけど、それって言い訳としてちょっと無理あるし。

 

2)教師の負担軽減

 

先生がブラックだと認知されるようになって、最近は教師になりたい人が減っているらしいです。この2番は切実な問題かも。

 

 

3)変な教師が担任になったときのリスク分散

 

資料では「複数教師による多面的な児童理解を通じた」うんちゃらかんちゃら、と書いてありましたが、結局は、担任教師ガチャのリスク分散ってことよね。

 

教室内って密室だから、たまに先生が子供たちと一緒になって特定の子をいじめたりとか聞くから。(私も娘からそういうクラスメートがいたと聞きました。卒業後数年経ってから・・・。)

 

 

4)小学校から中学校に上がるときの中1ギャップの解消

 

ちなみに、英語が一番このギャップが大きくて、問題になっていますけどね。

小学校では「英語で遊ぼう」「楽しくゲームをしながら英会話♪」みたいな授業が主流だったのが、中学校に入ったとたんにSVOとか第一文型とか言われて、途端に英語嫌いになるケースが多発しています。。。

 

 

英語教育に携わっている人間としては、この教科担任制の導入によって、小学校の英語教育がどのように変化していくのかを今後、注視していきたいと思ってます。

 

今のところ、「時給制」で保障も少ない(または無い)状況でしか、求人・採用が行われていないケースが多いのが小学校英語の指導者です。

予算がここまで回っていないようなのですが、質の良い教育を望むのであれば、やはりペイを良くしなければならないのは当然のことです。

 

こども庁だか、こども家庭庁だか知りませんが、名前はどうでも良いのでそのあたりのきめ細やかな予算配分をぜひお願いしたいところです。

 

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以下は、今回の記事とは全然関係ありませんが、ここしばらく、スモールワールドではサイトのリニューアル関連業務で忙しくしておりました。

 

今月、無事にリニューアルも完了し「英語・英会話のレッスン内容から予約」の機能がパワーアップしましたので、これを機に、ぜひ色々な先生のレッスンをご覧いただけたら嬉しいです♪

 

 
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