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　お悩み内容

今まで試験対策で英語を勉強してきているせいか、文章を書くことはある程度自分の思い通りにできるのですが、会話をしようとすると簡単なことさえも表現ができなくなってしまいます。

レッスン前にテキストの予習をして、言いたいことを文章化し、それを伝えられるようにスピーキングの準備をして受講しています。

用意している文章は忘れず話せるのですが、アドリブで自分の意見を言おうとしても簡単な単語でさえも出てこないことがとても多いです。

レッスン前に言いたいことを準備しておくことは、スピーキングスキルを上げるためには良くないのでしょうか。

私たち日本人は、学校で英語を読むこと・書くことを重視して勉強してきました。そのため、英語を口から出すことに慣れていません。

まず、英語を読むときには必ず音読をしてみましょう。

また、英語で書いたものを、必ず言えるというレベルまで勉強しておくと、とっさに言いたいことが口から出やすくなります。

英語は、ただ暗記するのでなく、その単語・フレーズ・文書を頭の中で映像化しながらその状況とともに覚えていくと、同じ状況になった時に、思わず口から英語が出てくると思います。

結論から言えば・・・話すときの脳（ウェルニッケ野）と、書くときの脳（ブローカ野）では、使っている部分が違いますので、話す脳のトレーニングが必要なんだけなんです。

『アドリブで自分の意見を言おうとしても、簡単な単語でさえも出てこないことがとても多いです。』とのことですが、日本語を英語に直そうとしているのかもしれません？！

ニュアンスだったり、雰囲気だったり、日本語では表現できない言葉もあります。

レッスンの時だけでなく、生活の中でも日頃から英語で表現をしてみてはどうでしょうか？

簡単な3語文から始めて、少しづつ長い文章にしていくことをお勧めします！

英語は”筋トレ”です^^ 　毎日続けることで少しづつ身についていきますよ。

　　　　　

講師：Chiharu先生

わたしが実際に話せるようになったときにやっていたことをご紹介します。

１　独り言を英語で言う

今思っていることや見えていること、今日の出来事などを英語で言ってみましょう。

２　ドラマや映画の主人公のモノマネ

自宅で英語のドラマや映画を見ているときに、ちょっとした一言をどんどん声にだして真似していきましょう。

お気に入りのストーリーやキャラクターだと、なお良いです。声のトーンまで真似しちゃいます。

自分の口から発せられる音がどんどん英語っぽくなっていき、発話しやすくなります。

３　「まず３語！」短い文でまず言ってみる

自分のライティングレベルで話す内容を考えてしまうと、高レベルなことを口頭でも言わなければならないという錯覚に陥りますよね。でも、突然そのレベルにもってい く必要はありませんよ。まず３語で言ってみてください。

そのあと、また３、４語で続けます。会話は短く短く、調子が出てきたら長くしていけばいいのです。

最後に、

「レッスン前に言いたいことを準備しておくことは、スピーキングスキルを上げるためには良くないのでしょうか。」

ということですが、私はすごくいい事だと思います。

自分が言いたい事を準備して、次回もまた準備して…を続けていくと、自分の中の表現のストックが増えていきます。まだその効果がわからなくても、着実にあなたの引き出しは増えていますよ。