子供が少しずつ言葉を話し始めて気になってくるのが「そろそろ英語教育どうしようか?」ということですね。
我が家に限らず、2020年から小学校での英語教育が必修化されることもあって、幼いうちに英語に触れさせておきたい!と思われているご家庭も多いと思います。
現在、英語を学ぶための方法も英語教室や通信教育と色々あって「どれが良いのか?それぞれどんな内容なのか?」迷ってしまいますよね。
今日は、うちの子どもが受講をしていた【こどもちゃれんじイングリッシュ】について、良かった点やいまひとつだった点を書いてみたいと思います。
目次;
1.こどもちゃれんじイングリッシュを始めたきっかけ
我が家では、本格的に英語教育を始めた時期の娘は2歳になったばかりのことでした。
それまでは、英語といえば自分の好きな洋楽を一緒に聞いたり、幼児向けの英語の歌CDをレンタルして一緒に聞いたりする程度でした。
0歳から始められる英語教室が近くにあったものの、通うにはいくつかの懸念点が。
ひとつは、子供はよく風邪をひく、ということ。
子どもの体調が不安定な中で振替えの利かない教室に通うという選択は、受講料が無駄になってしまうのではないか・・・という不安がありました。
加えて、当時はイヤイヤ期の真っ最中。
子どものご機嫌を取りながらの通学は親の私もしんどいし、難しいな、と判断しました。
そして、自宅で英語を学べる方法にしぼって評判などを吟味し、「こどもちゃれんじイングリッシュ」でのおうち英語学習を始めることにしたのです。
実をいうと、その後、1年程受講したのちには、同じベネッセのオールイングリッシュ教材「ワールドワイドキッズ」の方へ乗り換えてしまうのですが、今回は、1年間にわたって受講をしてきた「こどもちゃれんじイングリッシュ」の受講の感想や、子供の反応などを口コミしてみたいと思います。
2.こどもちゃれんじイングリッシュの良かった点
こどもちゃれんじイングリッシュの一番の魅力は、価格が破格な安さなのに、楽しく使えるエデュトイが付いてくることでした。
さらに、子供たちが大好きなしまじろうと一緒に英語の勉強ができるという点も魅力的。
我が家では、子供が「英語って楽しい!これって英語で何て言うの?もっと知りたい!」と思ってくれたら良いな、というのが英語を学び始めた当時の目的でしたので、その点では、こどもちゃれんじイングリッシュという選択は大正解だったと思っています。
教材の全体的なイメージとしては「歌やダンスで楽しみながら、簡単な英単語やフレーズを覚えよう!」という感じ。
子供達が楽しく英語を学ぶことがメインになっている印象です。
DVDやエデュトイに収録されている歌はABC Songを始め、約30曲ありました。
こどもは、一緒に口ずさんだりDVDを見ながら歌って踊っているうちに、すべての曲を自然と覚えてしまいました。
エデュトイの方も、日常生活の中で子供が興味のあるインターフォンやパズル、タブレット、ガチャガチャがモチーフになっているおもちゃなので届いてすぐに飛びついて、遊び始めてくれます。
遊びながら英語を学べる仕掛けが出来ているので、こちらから学ばせようと努力をしなくても、自然とおもちゃから聞こえてくる英単語を真似して発音してすんなりと覚えていける点はとても良かったです。
そのほか、ハロウィンやクリスマス等の英語圏のイベントを知ることができたのも良かった点だと思います。
3.こどもちゃれんじイングリッシュの物足りなかった点
次に、こどもちゃれんじイングリッシュで、少し物足りなかった、という点についても書きたいと思います。
まずは回数。
教材が送られてくるのが2か月に1回なので年間で6回しかありませんでした。
少なく換算して週に1回、おうち英語の時間を設けたとしても、約8回も同じ教材を使用していると流石に飽きてきて、物足りなく感じてしまいました。
子どもは何度も同じ映像を繰り返し見るものではありますが、それにしても限度がありますよね。
もう少し頻繁に新しい教材が届けばいいな、と思いました。
次に物足りなかったのは、教材全てに日本語がとても多く使用されていることでした。
他のオールイングリッシュ教材に比べて英語を学んでいる!勉強している!という雰囲気にはなりにくかったのが残念な点です。
また、DVDなども、遊びの要素が強い印象で、たとえば子供の英語学習にはとても良いとされている「フォニックス」などに関してもほとんど触れられていませんでした。
英語教育での発音においてフォニックスが注目されており、フォニックスを学ぶことによって英語の発音の上達にも効果があると言われています。
学習の黄金期といわれる6歳まではどんどん言葉を吸収していきます。
その大切な時期にきちんとした発音や聞く耳を身に着けさせたいと思っていたのですが、こどもちゃれんじイングリッシュでは発音に関するフォニックスについて、あまり触れられてない点がとても物足りなく感じました。
実際、DVDの中でも、フォニックスに関してはほとんど触れられていないので、英語らしい発音にはほど遠いな、と感じていました。
また、これはシステム的にどうしようもないのかもしれませんが、どのタイミングで入会しても良いように、という理由なのか、毎回のように、同じ内容が出てくるときがあって、これも何だか少し残念な気分になりました。
4.ワールドワイドキッズに切り替えた理由
そんなこんなで、我が家では、こどもちゃれんじイングリッシュを始めてから約1年でワールドワイドキッズに切り替えてしまったのですが、その理由を端的にいうと、
「こどもちゃれんじイングリッシュを受講し始めた時の目標を達成したから」
です。
生まれて初めて学ぶ英語を楽しいと思って貰いたい!
必修化された英語教育が始まる前に少しは英語に触れさせておきたい!
これが、こどもが2歳の時に思った英語学習の目標でした。
それが、1年間受講させるうちに生活の中に英語があることが当たり前になってきて、子供から「○○は英語でなんだ?」と、もっと知りたい!という発言がみられるようになりました。
そんな中での年度末。
一学年上の講座の開講案内を見ると、既に知っていることも多くありました。
じわじわと感じていた物足りなさを加速させたこともあって、気にかけていたワールドワイドキッズの方でもこどもの反応が良かったので思い切って切り替えました。
とはいえ、こどもちゃれんじイングリッシュを受講したことで楽しく英語を身に着けて、それを土台に更なるステップを踏むことが着実にできています。
うちの子が英語に興味をもってくれるか心配。
まずは気軽におうちで英語に触れさせてみたい!と思っている方には、強くオススメしたい教材だと思います。
次は、また別の機会に「ワールドワイドキッズ」の受講レビューについても記載したいと思います。
お楽しみに!
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