2020年から英語教育のあり方が大きく変わり、英語科目の必修化や英会話による英語授業の追加などが始まります。
2018年からテスト的にどんどん英語教育が追加されていますが、子供たちにとっても保護者にとっても変革の時代に突入してきました。
そんな急速なグローバル化に対応できるような子どもたちを育てるためには、なにをすべきか。
今回は、自宅でもできる!小学生向けの家庭学習用英語教材を厳選5選にて、ご紹介したいと思います。
4.英語の絵本 Brown bear Brown bear what do you see?
1.アプリコットLearning World
アプリコットのLearning Worldシリーズは、幼児さんから中学生までの英語をカバーできる優秀な教材です。
全部で9刊まで発売されており、英会話スクールの教材にも使用されています。
生徒用として、テキストとCDとワークブックが3つあり、「聞く、話す、読む、書く」の4技能を養うためにレッスンが構成されています。
レッスンごとに歌やチャンツ、自然と英文法が身に付く会話練習なども付いており、楽しみながら英語の習得ができるようになっています。
また、定期的なテストやクイズも用意されているのもポイントで、これによって英語を確実に身に付けることができます。
2.小学生のフォニックス
フォニックスを広めた第一人者である、松香先生監修のテキストです。
フォニックスは海外の子供たちも学習しているもので、アルファベットの音を習得することでリーディング力や発音力を高めてくれるのです。
日本人独特の発音を修正し、よりネイティブに近い発音を身に付け、音に慣れる練習をします。子供たちが飽きないよう、歌やチャンツで自然と発音を磨くことができます。
もちろんこちらのテキストもレベルに合わせて1から4のテキストの間で選ぶことができます。
3.AGOカードゲーム
テキストでの学習も英語をマスターする上で必要ですが、勉強をするという認識は子供達から敬遠されがちです。
英語が嫌いにならないよう、興味を引き続けなくてはいけません。
そこでおすすめなのが、このAGOフラッシュカードです。
フォニックスを学べるのはもちろん、各カードに質問が英語書かれているので、英語アクティティーや英語コミュニケーションの練習もできるようになっています。
使いかたを工夫すれば、英語の受け答えの練習をしたり、リーディングの練習にも最適な教材になります。
ゲーム感覚で英会話ができるので、お家の中で、ぜひ親子でこのカードを使って遊ぶように英語を使ってみてください。
4.英語の絵本 Brown bear Brown bear what do you see?
教材ではないのですが、英語の絵本は子供の知的好奇心に大変効果的に働きかけます。
英語の絵本は色々出版されていますが、特に有名なのが、エリックカールのBrown bear Brown bear what do you see? です。この本は、普通の絵本としても、英語教材としてもおすすめです。
教材としておすすめな点としては、いろいろな動作が描かれていること、動物が英語で覚えられること、I see a 〇〇という同じフレーズが何度も出てくること、複数形を学べることなど、1冊でたくさんの英語表現を身に付けることができます。
英語を理解するには「考えなくても目でわかる」という事が最大の条件になります。
その点、英語の絵本は、すべてを備えているので、とてもわかりやすいのです。
5.NHK英語教育のプレキソ英語
小学校高学年を対象にと構成されていますが、中学年くらいのお子さまでも十分に楽しめる内容です。
番組自体は終了していますがDVDとして発売されています。
すしタウンに住むお寿司のキャラクターたちが、日常で使う表現を英語にして登場します。
レッスンごとに習うフレーズもきちんと設けてあり、テレビの前で学習することが出来ます。
英語を英語のまま理解できるよう、同じフレーズが違う場面で何度も出てくるので、色々な表現方法が学べます。
6.まとめ
小学生になってくると自我が芽生えて、英語が「勉強」と捉えられたら、やる気を無くすお子さんもできます。
そうなる前に、英語が楽しいと受け入れてもらう必要があります。
遊びやゲームの中で自然に英語が身に付けられるよう、DVDを使ったり、フラッシュカードで遊んだりすることで、お子さんの英語に対する認識も変化してくるのです。
その上でワークなどをするとさらに英語力が伸びて、自信につながってきます。
お子さんの意見を尊重しつつ、英語が楽しいと思える教材を手にしてくださいね。