子どもの英語教育と聞くと、「英会話力」のことを思い浮かべることが多いと思います。
でも、実は、英語で「発信する力」を養うためには、もう一つ、しっかりと力をつけておくべき分野があります。
・・・・それは、「ライティング分野」です。
教育改革を受けて、高学年から読み書きが入ることや、英検5級からライティングが入ってくることからも、ライティングによる表現力が重視されてきたことがわかりますね。
今日は、ライティング力を伸ばすのに大変良い、イギリス発の教育プロジェクト「ナイトズーキーパー(Night Zoo Keeper)」についてご紹介します。
目次;
3.ナイトズーキーパー『English Canvas』の内容詳細
1.英語ライティングを学ぶメリット
「まだスピーキングもリスニングもできないのに、英語のライティング?」
と思われる方がいらっしゃるかもしれません。
日本の子どもたちは、言語獲得に必要な英語のインプット量が最初から不足していることもあり、ある程度、人工的に効率よく英語を学んでいく必要性があります。
たしかに、成人学習者は、ライティングはある程度できても、それが直接スピーキング力に結びつかない場合も多いです。
でも、子どもたちの第二言語獲得力の場合には、様々な英語学習要素が相関しあって、総合的に英語力が伸びていくという特徴があります。
ですから、「ライティング=スピーキング力の土台」を培うことができる、という考えなのです。
さらに、英語のライティング法を学ぶというで、
・正確な文法や言い回しを学び、人に伝わる表現を工夫する力を養える
・スピーキングのように瞬発力が必要ない分、繰り返し、プレッシャーなく反復学習ができる
・それぞれの話題について、自分の考えや学んだ内容を言語化することで、より一層、理解が深まる
・日本の文章の組み立て方とは異なる、英語圏の論理的な思考方法に基づいたアカデミックな文章の組み立て方を身につけることができる
など、メリットがたくさんあります。
2.子どもにぴったりのライティング学習法とは?
しかし、ライティング指導というのは、親御さんだけではフォローが難しい分野であることに加え、表現力・文章構成力などは徐々に養成されていくものですので、楽しく継続しながら、表現する喜びを十分に味わえることが何よりも不可欠です。
その伴奏者としておすすめなのが、タブレットを通して、純粋に英語力の伸びに特化しながら、子供達にとって興味深い話題で、日常的に、楽しいアクティビティに取り組めるイギリス発のライティング講座、ナイトズーキーパーの『English Canvas』です。
http://www.nightzookeeper.jp/ ←日本語サイトもあります!
ナイトズーキーパーは、現在120カ国以上の学校・教育機関・家庭で、延べ70万人の子どもたちが学んでいる、実績のある教育機関です。
2015年にはApple Storeのクリエイティブ・イングリッシュ部門ベストアプリに選出され、さらに2017年は、フィンランドの教育団体HundrEDが選ぶ「世界の100の一番革新的な新しい教育イノベーション」にも選ばれています。
「アイディアから想像力へ、そして自ら理解を深め、思考力を鍛えながら、より良いものへの創造力を生み出す原動力」を養うことを主眼に、英語ライティング だけでなく、「発想力と創造力」も同時に家庭学習で伸ばしていくことができる、大変優れた学びを提供しています。
3.ナイトズーキーパー『English Canvas』の内容詳細
ナイトズーキーパーは、世界の主要な小学校レベルのカリキュラムに対応した膨大な教材のライブラリを使用して、ビギナー〜上級まで、一人一人のレベルに合わせて学ぶことができるプログラムになっています。
そのため、どのようなレベル・ニーズからでも始めることができるのが大きな魅力です。
ちなみに、文部科学省が小学校英語の授業用に提供している「Hi, friends!」という外国語活動教材に対応したレッスンも用意されているんですよ!
ナイトズ―キーパーの教材は、英国の小学校資格を持つネイティブの先生たちが作成しています。
どれも、「想像力・考える力・アイディアを表現する力を育む」ことを主眼にしていて、イメージ(絵)と文章表現の力を組み合わせた、楽しいアクティブ・ラーニング手法を使った構成です。
「English Canvas」は、家庭学習向けに開発されていますので、チューターの先生にお願いして、ミッション(ライティング課題)を配信してもらい、その課題に取り組む→先生からのフィードバックを受けて、アイディアを膨らませながら、どんどん表現力・文章構成力などを伸ばしていく、という学習スタイルです。
世界中の子どもたち同士で、作品に対するコメントをしあうなど、生徒同士の交流の機会が持てることや、最初にコンパニオンとなる自分の動物を描いて、たくさん文章を書けば書くほど、その動物がレベルアップして悪者がやっつけられるなどのゲーム的な要素もあって、子どもたちを惹き付ける工夫が随所に散りばめられています。
4.おわりに
今回ご紹介したナイトズ―キーパーの「English Canvas」。じつは、わたし(著者)の娘も実際に使っています。
レベルや課題の内容も、チューターの先生が注意深くみながら、その都度選んでくださるので、オーダーメイドの学習でどんどん力が付いているのを実感しています。
ぜひ、世界中の子どもたちに愛されるナイトズーキーパーを使って、カスタマイズされた課題に楽しく取り組みながら、英語で「発信する力」を子供に身につけさせませんか。