「Face Diaper」
アメリカで去年までよく使われたスラングですが、さてどういう意味でしょうか?
直訳すると「顔のオムツ」。
意味は・・そう、マスクです。
コロナ禍のアメリカでは、マスクのことをこのように揶揄してスラングで表現されることもありました。
あまり肯定的な表現ではありませんよね。顔にオムツって。。。
そういえば、日本では「顔パンツ」と呼ばれていましたね。マスクを外して顔を人前にさらすのは人前で下着を脱ぐのと同じくらい恥ずかしい、マスクはもはや顔のパンツとなったという意味で使われてるので、オムツとはニュアンスがずいぶん違いますね。
マスク着用が義務だった欧米では義務が解除された途端に、多くの人がマスクの着用をやめました。それも去年の話。 |
これまで義務ではなかったものの、日本でも、マスクの着用が2023年3月13日から個人の判断に委ねられましたね。
それでも街に出るとほとんど何も変わっていないマスク風景。
花粉症だから外せない人も多いとはいえ、
「ガマン」と「同調」が美徳の日本人の国民性、あるいはマスクが好きなのかと感じずにはいられない風景です。
以前筆者がアメリカに住んでいた時はコロナ期よりもずっと前でしたが、日本人がするマスクについて聞かれたことがありました。
「なぜ日本人は春に医療用のマスクを外でしているの?息が苦しいのに変わってるね。」
という内容でした。その時は花粉症について以下のような説明をし、納得をしてもらえました。
「Many people in Japan suffer from hay fever. The allergens are Japanese cedar and cypress. The particles are pretty small, so they need to wear masks.」
アメリカで私が住んでいた地域では松の木の花粉が舞っていましたが日本で舞う杉やヒノキ花粉と違って粒子が大きく、症状が出にくいと聞いたことがあります。
ちなみに花粉症は英語で
「pollen allergy」または 「hay fever」と表現します。
杉は「cedar tree」ヒノキ「cypress tree」 です。
それを説明したくて、ヒノキの英語表現を調べたのに、そのアメリカ人は杉やヒノキを知りませんでした (笑)
懐かしい・・
でも今後は違う説明になりますね。何と説明するのが良いでしょうね?
長い説明になりそうです。