1963年に当時の文部省後援のもとで第1回実用英語技能検定が実施されてから、すでに60年以上が経ちました。今や、国民の大多数が受験したことのある、全国民に知れ渡っているメジャーな検定試験となった英検Ⓡです。
その英検の中で最上位級である英検1級については、いったいどれぐらいの英語力があれば合格するものなのでしょうか。
今日は英検1級の英語レベルについて、また、どうすれば英検1級に合格することができるのか、その効果的な勉強法などについて考察していきます。
もくじ
英検とは
冒頭でお伝えしました通り、英検の創立については1960年代に遡ります。
当時の社会教育審議会が文部大臣に対して、社会教育拡充方策の一環として、青少年・成人に学習目標を与えて意欲を高めるという趣旨で、英語の技能検定が必要であるという旨を答申をしたのです。
これを受けて、実用英語の普及と向上を目的として1963年4月に財団法人日本英語検定協会が設立されました。そして1963年8月には、記念すべき第1回実用英語技能検定が全国47都市で実施され、約38,000名が受験をしました。
日本英語検定協会の公式サイトでは、以下のように英検を定義づけをしている文章を見つけることができます。
「英検は、幅広い世代が受験する国内最大級の英語検定試験で、1級から5級まで、7つの級があります。試験内容は身の回りの日常会話から、教養を深める社会的な題材まで、実際に英語を使用する場面を想定し、出題しています。」
7つの級があります、という記載にはなっていますが、1963年に第一回検定が行われた時には1級・2級・3級の3つの級しかなかったそうです。ニーズに合わせて、どんどん英語のレベル分け、階級が細分化されてきているのですね。
そして、2025年度からはさらに新しい級が増えることを、2023年9月に公式サイトで発表しています。
今後は、8つの級がある日本一メジャーな認定試験として、ますます受験者も増えていくことと考えて良いでしょう。
英検を受験するメリット
英検は国内外で広く認知されているため、取得した級に応じて英語力を客観的に証明することができます。たとえば、進学時のアピールポイントになったり、将来の就職活動時においても役に立ちます。特に英検1級を取得している場合には、受験でも就職でも大きな武器となってくれることは間違いないでしょう。
また、英検の学習を通して、リスニングやリーディングだけでなく、ライティングやスピーキングなど、総合的な英語力をバランスよく伸ばすことができます。さらに、前述の通り、受験級は2024年現在で7レベルに分かれています。年齢やレベルに合わせて受験できる級が用意されているので、無理なく挑戦でき、学習意欲を高まることができます。
さらに、英検1級合格者には様々な奨学金や留学の機会が広がり、グローバルな舞台で活躍するための大きなステップとなるでしょう。
英検1級のレベルとは?
多くの奨学金の対象となっていたり、大学受験でも英語科目の免除となることもある英検の上位級資格ですが、実際にどの程度の英語力があれば英検1級が合格射程圏内に入ってくるのでしょうか。
ここからは、もう少し詳しく英検1級のレベルや合格率などについてお伝えしていきます。
英検1級のレベル
まずは、公式サイトより英検の全レベルの目安レベルや特徴が一覧になった表がありますのでこちらを見てみましょう。
ご覧頂いて分かる通り、英検1級については「大学上級」レベル、という記載がありますね。
ただ、大学というのは通常それぞれの専門に分かれてアカデミックな研究を行っていますので、ひとくちに大学と言われてもこれだけでは、まだ1級のレベル、としては分かりにくいかと思います。
公式サイトには英検1級のレベルとして「広く社会生活で求められる英語を十分理解し、また使用できることが求められます。」という記載がありました。英語圏での生活や専門的な学問に対応できるほどのスキルが必要とされていると考えてよいでしょう。
試験では、単語の豊富さや長い文章を正確に理解する力が必要です。例えば、専門的な内容やニュース記事のような複雑な文章を読む力が問われますし、リスニングではネイティブスピーカーが話す速い英語を理解することが求められます。
また、ライティングでは自分の考えをしっかりとした文章にまとめる力が、スピーキングでは自分の意見を自信を持って話す力が試されます。
英検1級の合格率
それでは次に、英検1級の合格率についてはどうでしょうか。
英検協会では過去には合格率を表にして公表していたのですが、残念ながら10年ほど前からはこのデータを公表しなくなってしまいました。
そのため、残念ながら英検1級試験についての合格率は正確に知ることはできません。
英検1級の合格率に関する最新の公表データは現在存在しませんが、過去の情報からおおよその傾向を把握することは可能です。英検1級は、非常に難易度の高い試験であり、合格率は過去には10%前後で毎年発表がありました。
なお、2010年頃までは合格率はずっと一けただったのですが、少しずつ合格率上昇の傾向があり、2013年度には合格率は10%を超えました。これは試験が易化した、というよりは日本人の英語力が向上したことに加えて、長期で同様の出題傾向の問題が毎年出されるということから、対策も取りやすくなったという要因があるでしょう。
英検1級の合格点
英検の合格率については、公表がされていませんでしたが、一方で合格点については公式サイトでもしっかりと表になっています。
上記は、ユニバーサルなスコア尺度であるCSE (Common Scale for English) を、英検の各級に当てはめて表記をしたものになっています。
これによると、英検1級レベルは満点が3,400点であり、合格点は2,630点ということになっていることが分かります。
もっとも、各問題ごとに配点は分かりませんので、どの問題を何割ぐらい取れば合格するのか、という詳細までは公表されていません。
一方で「合格基準スコア」というものについては、公表があります。英検1級の場合、1次試験の合格基準スコアは「2,028」であり、2次試験の合格基準スコアは「602」となっています。
2,028は満点である3,400の約6割に当たりますので、英検1級の1次試験については目安として「答案の6割」が合っていれば合格ラインに届きそう、ということが推察できますね。
英検と他の試験の違い
ここからは、少し大きな視点から英検についてみていきたいと思います。英語の検定試験としては歴史の古い英検ですが、近年では世界基準を取り入れた英語検定試験が色々と台頭してきました。
それぞれに特徴があり、例えば「留学にはこの資格、就職にはこの資格」のように資格取得についても個々人の目標によっては、英検以外の英語検定試験も視野に入れる必要があります。
TOEICと英検との違い
まずは、英検の次ぐらいによく名前が知られているTOEICと英検の比較をしてみましょう。
TOEIC(Test of English for International Communication)は、国際的なコミュニケーション能力を測るための英語テストです。ビジネスや日常生活での英語力を評価することを目的としています。
TOEICプログラムにはいくつかの種類がありますが、最も広く知られているのがTOEIC Listening & Reading テストです。(このほかにはToeic Speaking & Writing テスト、そしてライティングは除いてあくまでもスピーキング力だけを計るSpeakingテストというものもあります。)
TOEIC Listening & Reading テストでは、リスニング・リーディングそれぞれ5点から495点の範囲で点数がつけられ、合計スコアは10点から990点になります。(0点ということはあり得ない、ということですね!)
TOEICでは、ビジネスシーンでの英語使用を想定した問題が多く、業務に関連する場面や書類、会話などが出題されるのが特徴です。そのため、日本では企業や企業への就職を意識した教育機関での評価基準として、使われることが多くなっています。
英検との違いとしては、まず試験の構成が異なります。一般に広く使われているTOEIC Listening & Reading テストではリスニングとリーディングのみで評価をしますが、英検はリスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの4技能を総合的に評価して合否を出します。
さらに、英検は級別に試験が設定されており、受験者のレベルに応じて7レベルの試験問題が設定されていますが、TOEICは全受験者が同じ試験を受け、そのスコアによって英語力が評価されます。
このように、TOEICと英検は、評価方法に違いがあり、受験者層も異なります。
【参考】TOEICプログラム概要
TOEFLと英検との違い
TOEFL(Test of English as a Foreign Language)は、英語を母語としない人々が英語力を証明するための試験で、主に英語圏の大学や大学院への留学を目指す人々に利用されています。
また、最近受験者数を伸ばしているTOEFL iBTは、リーディング、リスニング、スピーキング、ライティングの4つの技能をオンラインで評価する試験形式で、120点満点でスコアが算出されます。
TOEFLと英検は、どちらも英語力を評価する試験でありながら、その目的や評価対象はかなり異なっています。
TOEFLは、特にアカデミックな英語力を測定することを目的としており、大学の授業や講義で使用されるような高度な英語を理解し、使用できるかどうかを評価します。試験内容は、大学の授業や学術論文など、専門的で高度な英語を理解し、使用できるかを評価する点に重点が置かれています。
日本国内だけでメジャーとなっている英検とは異なり、TOEFLは世界中で認知されている試験で、多くの英語圏の大学や教育機関で入学条件として求められます。つまり、TOEFLは留学や国際的な教育機関での英語力証明に適していると言えるでしょう。
一方で英検については、学校教育や日常生活、ビジネスシーン等、広範な英語力を測ることを目的としているため、大学の授業などのアカデミックな英語力を測定するという趣旨からはやや外れています。
【参考】TOEFLについての詳細
GTECと英検との違い
GTEC(Global Test of English Communication)は、民間企業であるベネッセが開発・提供をする英語能力評価テストです。GTECの試験形式にはCore、Basic、Advanced、CBT(Computer Based Test)の4種類があります。
いずれの種類においても、試験結果はCEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)に基づいて評価がされています。そのため、受験者の英語力を国際基準で示すことができるというのがGTECの設立のきっかけでもあり、特徴にもなっています。
スコアは、リーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの各技能350点ずつで合計1,400点満点になっています。
GTECは、特に学校教育との連携が強く、学生向けに設計されており、学年に応じたカリキュラムに合わせた出題傾向です。
また、GTECのスコアはCEFRと直接リンクしているため、国際的な基準での英語力を把握しやすいというメリットがあります。また、GTECはコンピュータベースの試験を取り入れており、デジタル形式での受験が可能です。
このように、GTECは学校教育に即した試験としての利用が多いのに対し、英検は日常生活やビジネスシーンでも活用できる総合的な英語力証明として評価されている点が両者の主な違いと言えるでしょう。
【参考】 ベネッセの英語4技能テスト
IELTSと英検との違い
IELTS(International English Language Testing System)は、英語圏の大学や職場への進学や就職を希望する非英語圏出身者のための英語能力試験です。リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの4技能を評価し、受験者の英語運用能力を総合的に測定します。
IELTSには「アカデミック」と「ジェネラルトレーニング」の2種類があり、前者は主に高等教育機関への入学を目的とした試験で、後者は就職や移住のための英語力を測るための試験です。試験結果は0から9までのバンドスコアで評価され、世界中の多くの教育機関や企業で認知されています。
IELTSと英検では、試験の構成に大きな違いがあります。英検は級別に試験が設定されており、リスニングやリーディングに加えて、スピーキングやライティングも含まれた4技能を総合的に評価します。これに対して、IELTSでは一律のテスト形式で行われ、リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの各セクションが独立して評価されます。
IELTSのスコアは前述のGTECと同様に、CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)と直接リンクしており、国際的な基準での英語力を示すために利用されることが多いです。国際的な英語力証明が必要な場合にはIELTSを、日本国内での教育システムや就職活動に役立てたいときには英検を受けるなど、受験者の目的や目標に応じて、どちらの試験が適しているかを判断をして受験すると良いでしょう。
【参考】IELTSとは
英検1級に合格できるおすすめ勉強法
ここまで、英検1級の合格点やレベルについて等の概要、そして英検以外のメジャーな英語検定試験と英検との違いについてをご紹介してきました。
次からは、いよいよ英検1級合格を目指すという志の高い方々のために、オンライン英会話スクールの運営者であり多くの英語講師と接してきた私が英検1級に合格するためのおすすめの勉強法についていくつかご紹介をしていきたいと思います。
語彙力の強化
英検1級に合格するためには、豊富な語彙力が不可欠です。英検1級の試験では、日常会話で使われるレベルを超えた高度な単語が出題されます。
まずは、英検1級の過去問を解いて自分の語彙力を測り、合格するためには、自分があとどの程度の単語を覚える必要があるかという現実を知っておきましょう。
その上で、「英単語ターゲット1900」や「英検1級 でる順パス単」などの単語力アップを目的とした書籍を使って、毎日少しずつ、新しい単語を覚えていくことが大切です。
単語を覚える際には、単に意味を暗記するだけでなく、その単語が使われる文脈やコロケーション(連語)も一緒に学ぶと効果的です。
例えば、[cautious]という単語を覚える際には、単に(=注意深い)という単語の意味だけを暗記するのではなく、[cautious approach]や [cautious optimism]といったフレーズで使われることを知っておくと、より深い理解が得られます。
また、学んだ単語を実際に使ってみることも定着する際には重要です。
例えば英語で日記を書いたり、英語での会話練習をする機会をなるべく多く設けて、その中で積極的に新しい単語を使っていくと、記憶にも定着させやすくなります。
リーディングとリスニング力の強化
英検1級のリーディングとリスニングセクションは、かなり高度な内容を含んでいます。
特にリーディングでは、学術的な文章やニュース記事、エッセイなど、長文が多く出題されます。
これに対応するためには、普段から英字新聞や学術雑誌、例えば「The Economist」や「National Geographic」などを読む習慣をつけることが重要です。
リーディング力を飛躍的に向上されるためのコツとしては、読んで終わり、ではなく、読んだ文章の要約を(もちろん英語で)作成したり、主題や著者の意見を理解してまとめてみる、という練習をすることです。
また、時間を決めてその中でどれぐらいの文章量を読むことが出来るかということも、毎回測ってみて少しずつ自分のリーディングの速さが増していくことを目標にするとモチベーションを保ちながら学習が出来ますし、本番にも焦って文章が頭に入ってこない、ということが少なくなります。
リスニングに関しては、英語のニュースやポッドキャストなどを活用して、英語を「聞く」ことに慣れることが必要です。特に、英検1級ではスピードが速く、内容も専門的な場合が多いので、スクリプトを見ながら繰り返し聴いて内容を理解する、という練習を行いましょう。
これにより、英語を自然に理解する力が養われ、試験本番でのリスニングも楽になります。
ライティングとスピーキングの練習機会を増やす
英検1級では、ライティングとスピーキングも非常に重要なセクションです。
ライティングでは、自分の意見を論理的かつ明確に表現する力が求められます。そのためには、英文でエッセイをいくつも書いて、繰り返し練習をしていくと良いでしょう。
例えば、英検の過去問を使うなどして、エッセイのテーマを決めます。その後、時間を測りながらなるべく時間内にエッセイを書きあげる、という練習を繰り返しましょう。
書き終わったら、自分の書いた文章の構成や論理展開、文法などを確認し、改善点を探しだすようにします。可能であれば、塾やスクールの担当講師に添削を依頼できれば、さらにライティング力は伸びていきます。
スピーキングに関しては、模擬面接を通じて実践的な練習を行うことが重要です。
例えば、英検1級の面接形式に慣れるために、友人や親御さん、あるいは担当の英語講師に模擬試験を行ってもらい、フィードバックを受けると良いでしょう。
また、普段から英語で意見を述べる練習をすることで、試験本番でも自信を持って話すことができるようになります。自分の意見を持ち、それを英語で論理的に伝える力を磨くことが、合格への鍵です。
英検1級を取得するメリット
英検1級に合格するためのおすすめの勉強法についてご紹介をしましたが、やはりそうは言っても英検1級はかなりの難関試験です。
普通にコツコツ頑張ればだれでも合格できる、という試験ではありません。
そこで、ここからは英検1級に取得するとこんなに良いことがあるよ!ということでメリットをいくつか列挙していきたいと思います。
このメリットを再確認して、学習にくじけそうになったときの励みにして頂ければ嬉しいです。
就職・キャリアアップに有利
まずは、何と言っても英検1級を取得することで、就職やキャリアアップの際に大きなメリットを享受できるということが言えます。多くの企業では英語力を重要視していますので、英検1級の資格があると大きなアピールポイントになることでしょう。グローバル企業や外資系企業であれば、さらに有利に働きます。
英検1級は、日本国内でも最も難易度の高い英語検定の一つであり、1級を持っている=高い英語力を所持している、ということを証明することができます。また、英語を業務で使用する職場では、社内の昇進や社費留学の選考時、あるいは重要なプロジェクトへの参加など、キャリアアップのチャンスが広がることが多いです。
さらに、もっと具体的?即物的?なメリットとして、英検1級を所持していることで企業によっては資格手当の対象となることもあります。
社内におけるキャリアアップだけに留まらず、転職を検討する際など、長期的なキャリア形成においても英検1級を所持していると有利に働くという点も大きなメリットです。
進学・留学での評価向上
英検1級を取得することは、進学や留学においても大きなメリットがあります。特に日本国内の大学や大学院の入試では、英検1級を持っていることが加点要素となり、入試での評価を高めることができます。
また、海外の大学や教育機関でも、英検1級は高い英語力の証明として認知されており、留学の際の英語能力証明として活用することが可能です。これにより、留学先での生活や学習においても、英語力が十分であると認められるため、スムーズに進められるでしょう。
ほかにも、大学での奨学金申請や研究機関での採用においても、英検1級は大きなアドバンテージとなることが多く、学術的なキャリア形成にも役立ちます。
自己啓発と自信の向上
最後に「既に学校は卒業したし、転職やキャリアアップも特に考えていない」というような場合であっても、英検1級を取得することで得られるものがあります。むしろ、私としてはこの部分が最も大きいと思っているのですが、英検1級を取得することは、自己啓発としても非常に意義深いものだと感じます。
英検1級という、日本で最もメジャーな英語検定試験の、さらに最上位にある級に合格するということは、受験者の英語に対する大いなる自信に繋がるということです。これは、例えば他の言語学習や、言語とは全く別の新たな挑戦をする際にみ、必ず良い影響を与えると思います。大げさに言えば、英検1級を取得することによって、その人の人生全般に渡って前向きな影響を与えることができるのではないか、とさえ思っています。
ちなみに、1級を目指すということ自体にも私は意義があると思っています。英検1級の試験に合格するためには、長期間にわたる努力と高いレベルの英語力が必要です。そのため、学習の過程で得られる知識やスキルは、それだけでご自身の大きな財産となってくれることでしょう。
英検1級対策にはスモールワールドがおすすめ
前章では、英検1級を取得するメリットについていくつか列挙をしてみました。これを読んで、くじけそうだったけど頑張ってみよう!と思ってくださった方に少しだけスモールワールドの宣伝をさせてください。
スモールワールドオンライン英会話は、いわゆる「気軽に会話を楽しむオンライン英会話スクール」とは異なり、家庭教師スタイルでしっかり学習をしたい、という生徒さんが集まっている英語塾にも似たスクールです。
毎年行っている生徒全体アンケートでも、毎回、受講目的としては(複数回答とはいえ)60%近くが「英検対策」と回答してくださっています。
英検には対応しているけれど「2級まで」とか「準1級まで」というスクールも多いなか、スモールワールドでは英検1級~5級まで、幅広く指導を担当しているという講師が多く在籍しているのも自慢です!
独学ではくじけそう・・・・という方は、ぜひオンライン英会話の活用、スモールワールドの活用をご検討くださいね。
英検1級対策にはオンライン英会話を活用しよう!
最後に、スモールワールドだけではなく、オンライン英会話スクールの一般的な話として英検対策にはオンライン英会話が非常に有効だよ、という話をしてこの記事を締めたいと思います。
多くのオンライン英会話では、マンツーマンでのレッスンを提供しているかと思います。このマンツーマン指導、個別指導というのが、資格勉強においては非常に有効です。
生徒の苦手部分やより伸ばしたいというスキルにフォーカスして、生徒毎に合わせたカスタマイズされたレッスンプランの提供が可能ですので、効率的に学習を進めることができます。講師が生徒の進捗状況を細かく把握し、リアルタイムでフィードバックを行うことができるため、学習のモチベーション維持にも繋がります。特に英検1級のように高度な試験では、個別のアドバイスやフィードバックが合格への大きな鍵となりますので、マンツーマンでのレッスンを選ぶと合格へ大きく前進することになる共います。
また、スピーキングのセクションにおいては、英検1級の面接試験形式に合わせた模擬練習が行えるため、本番に向けての実践力を向上させることができます。スモールワールドでも「二次対策(面接対策)」のレッスンは特に人気で、毎回二次試験の前には予約が殺到しています。
さらに、原則として自宅で受講ができるオンラインレッスンというものは、受講がしやすい=継続しやすい、という点も大きなメリットですね。特に忙しい社会人や学生にとって、自分のスケジュールに合わせて学習時間を設定できることは、学習の継続において非常に重要です。
スモールワールドでは「好きな時に好きなだけ」をコンセプトに、チケット制に似た料金形態をとっていますので、そこも英検受験者には特に喜ばれているのかな、と思っています。
もしも少しでも気になる、と思ってくださいましたらスモールワールドの無料体験レッスンをぜひご検討ください。