今日は、英語の偏差値アップに悩む中学生や高校生の生徒さん、そしてその保護者様に向けて、オンライン英会話を活用した効果的な学習方法をご紹介していきたいと思っています。
将来の可能性を広げる英語学習について、具体的な活用法から費用対効果まで、分かりやすく解説していきますので、ぜひ最後までご一読ください。
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英検は何点を取ると満点になるのでしょうか。英検の1級から5級まですべての級について、高得点を取るための勉強法を紹介しています。
もくじ
なぜ英語の偏差値を上げる必要があるのか?
進路選択において、英語の成績は非常に重要な要素となっています。
高校受験でも英語は重要な科目の一つですが、大学受験になるとその重要性はさら増します。多くの大学で英語が重要科目として扱われており、志望校合格のカギを握っています。
近年の教育現場では、グローバル化への対応が急速に進んでいます。2024年度からは大学入学共通テストでも4技能評価が強化され、読む・書く・聞く・話すの総合的な英語力が求められるようになってきました。
そのため、英語の偏差値を上げるためにはいわゆる机にしがみついて「文法」「読み書き」だけを意識していてはだめだ、ということです。
・・・・そこで「オンライン英会話」の出番です! 英語4技能の習得には、従来型の勉強方法だけでは不十分なのです。
また、英語力の向上を目指すということは、将来の留学や国際的な職業選択などにおいても、様々な可能性を広げることにもつながります。
英語偏差値の重要性 | 具体的なメリット |
---|---|
進路選択の幅が広がる | 志望校の選択肢が増える |
学習意欲の向上 | 成績上昇による自信獲得 |
将来的な強み | グローバルな進路選択が可能に |
資格試験との関連 | 英検やTOEICでの高得点 |
このように、単に高校受験・大学受験だけではなく、英語の偏差値を上げて英語力を上げることで、受験以外でもさまざまなメリットが得られるようになります。
英語の偏差値とは? 計算方法と理解のポイント
英語の偏差値について、まずは知っておくべき基礎知識をご説明します。
偏差値の基本
そもそも偏差値とは、テストの成績が他の受験者と比べてどのくらい高いか・低いかを表す指標です。平均点を50として、どれだけ上か下かを数字で表します。
偏差値50がちょうど平均で、それより高ければ上位、低ければ下位に位置することを示します。
偏差値を使うことで、自分の学力や位置がわかりやすくなるという利点があります。
偏差値の計算方法
偏差値は次の公式で計算します:
- 自分の得点:テストで実際に取った点数
- 平均点:受験者全体の平均点
- 標準偏差:点数のばらつき具合を示す値です。点数がばらばらな場合は標準偏差が大きく、近い場合は小さくなります。
計算の流れ
- 平均点と標準偏差を求める
- 自分の点数から平均点を引く
- その差を標準偏差で割る
- それに10を掛け、50を足すと偏差値が出ます。
例) もしクラスの平均点が60点、標準偏差が10点で、自分の得点が80点だった場合:
この場合、偏差値は70となり、クラスの中でかなり上位にいることを意味します。
オンライン英会話で偏差値アップ!その効果と理由
オンライン英会話は、従来の学習方法と比べて、より実践的で効果的な英語力向上を実現できる学習手段だと思っています。
スピーキング力の向上や実践的な英語使用ができますし、何といっても継続的な学習習慣を身につけるといった効果が期待できます。
スピーキング力向上で英語への自信を高める
オンライン英会話を受講する場合、多くのスクールではマンツーマンで講師と対話をする機会が与えられます。ネイティブやバイリンガルの講師との対話を通じて、教科書だけでは得られない、生きた英語表現や自然な発音を学ぶことができます。
特に、文法や単語の知識はあっても会話に自信が持てないような生徒さんにとって、オンライン英会話スクールの講師は最適な練習相手となってくれるでしょう。
従来の英語学習 | オンライン英会話 |
---|---|
一方的な学習 | 双方向のコミュニケーション |
机上の学習が中心 | 実践的な会話練習 |
発音の確認が困難 | 即座に発音指導を受けられる |
時間と場所の制約あり | 24時間好きな時に受講可能 |
英語を使う実践練習で「使える英語」を身につける
オンライン英会話では、学んだ文法や単語を実際のコミュニケーションの中で活用できます。
この実践的な学習方法は、リーディングやリスニングの問題解決力向上にも効果があります。
例えば、こんなことが出来ます!
- 時制の使い分けを実際の会話の中で練習
- よく使う日常表現をネイティブから学ぶ
- 試験に出やすい表現を会話の中で定着させる
継続的な学習習慣で偏差値アップの土台を作る
オンライン英会話の最大の利点は、時間や場所を選ばず学習できる点です。
1コマは25分程度というところが多いです。初めは短すぎるような気もしますが、何と言ってもマンツーマンで学習ができますので逆にこれ以上は始めたばかりの生徒ですと疲れてしまうかもしれません。
また、こうした短い時間であっても、レッスンを継続受講することで、着実に英語力を向上させることができます。
- 平日:登校前の朝または夕飯前の時間を使って25分のレッスン
- 週末:午前中に50分の集中レッスン
- 週末:夜お風呂に入る前に、平日に学んだ内容の復習
オンライン英会話を効果的に活用するためのポイント
オンライン英会話を最大限活用するためには、明確な目標設定と学習を計画的にコツコツと継続していくことが重要です。
短期的な目標と長期的な目標をバランスよく設定し、効率的に英語力を伸ばしていきましょう。
目標設定と学習計画の重要性
具体的な数値目標を設定し、それに向けた学習計画を立てることが重要です。
以下は、あくまでも一例ですが参考にして頂き、出来れば生徒さん自身で目標とそれに向かって実際にやる内容を決めていけると良いと思います。
目標や、実際に勉強することを考える過程にも大きな意義があります。
期間 | 目標 | 具体的な行動計画 |
---|---|---|
1ヶ月目 | 基礎固め | 毎日30分の英会話、基本文法の復習 |
2ヶ月目 | 応用力向上 | テーマ別会話、過去問演習 |
3ヶ月目 | 実践力強化 | 模試演習、弱点集中対策 |
自分に合った講師・教材選び
スモールワールドオンライン英会話スクールでは、都度予約制を取っているため、複数の好きな講師から、好きなレッスンを受講することができます。
ただし、それでも多くの生徒さんは特定の一人(または二人)の講師から継続してレッスンを受講するというケースがほとんどです。
効果的な学習のためには、やはり、指導講師を固定させて、出来れば固定の曜日・時間に受講すると良いと思います。
指導教材についても、生徒さん自身でリクエストをすることもできますし、先生がご用意くださるというケースもあってまちまちです。
他のオンライン英会話スクールでも、教材・講師については生徒さんが選べるというところが多くなっているかと思います。ただし、スクールによっては、固定の講師でレッスンを受講することは難しい場合もありますので、予めスクールの特徴を調べて多くと良いと思います。
効果的な学習方法と復習のポイント
レッスンの効果を最大限に高めるためには、適切な準備と復習が欠かせません。以下のポイントを意識して学習を進めましょう。
レッスン前の準備:
- 教材を事前に読んでおこう
- 分からない単語をチェックしておこう
- 話したいテーマや聞きたい質問を考えておこう
レッスン中の工夫:
- 積極的に質問しよう。質問は最低5回、など目標を立てて!
- 新しい表現が出たらメモをしておく
- 発音はあいまいにせず、何度でも繰り返して聞いてみる
レッスン後の復習:
- 初めての単語は自分の単語帳に転記する
- 学んだ表現はまとめてノートに記載。例文も忘れずに書いておく
- 教材を読み直す。できれば音読をすること。
オンライン英会話以外の学習法との組み合わせ
オンライン英会話は、英語4技能を伸ばすにあたって、確かに非常に効果のある学習方法です。
ですが、オンライン英会話だけに頼るのではなく、従来の学習方法と組み合わせることで、より効果的に英語の偏差値アップを目指すことができます。
参考書・問題集を使った基礎力強化
文法や語彙力の強化には、従来の参考書や問題集も有効です。以下におすすめの自習用の教材をご紹介します。
学習項目 | おすすめ教材 | 特徴 |
---|---|---|
文法 | 新・チャート式シリーズ | 体系的な文法理解 |
語彙 | DUO 3.0 | 重要フレーズの習得 |
長文読解 | 英語長文ハイパートレーニングレベル1 | 読解力・速読力の向上 |
英検・TOEIC対策で偏差値アップを狙う
資格試験の対策は、総合的な英語力向上に役立ちますし、なんといっても目標設定が明確でモチベーションも上げやすい方法だと思います。
特に英検は大学入試でも評価される機会が増えていますので、受験を検討してみてはいかがですか。大変おすすめです!
- 現在の英語レベルに合った級を受験
- 学習の動機付けとして活用
- 合格実績を入試に活用
まとめ:オンライン英会話で英語偏差値を上げよう!
オンライン英会話は、今までお伝えした通り、英語の偏差値アップ・英語力向上のための強力なツールとなりえる非常に有効的な学習方法です。
オンライン英会話を活用する際には、以下のポイントを意識しておくと良いでしょう。
- 明確な目標設定と計画的な学習
- 自分に合った講師・教材選び
- 継続的な学習習慣の確立
- 従来の学習法との効果的な組み合わせ
英語学習は一朝一夕には成果が出ないかもしれませんが、継続的な努力が必ず実を結びます。
この記事があなたの英語学習のお役に立ちましたら、大変嬉しいです。
参考文献:文部科学省 英語教育関連情報:https://www.mext.go.jp/a_menu/kokusai/gaikokugo/