お母さんがフルタイムで働いているご家庭では、子どもたちの習い事をどのように選択すれば、続けやすいでしょうか?
ピアノ・スイミング・サッカー・そろばん・バレエ・塾などの習い事はいつの時代も人気ですし、近年では、学校での教科化を受けて、英会話やプログラミングなども習い事トップ10に入ってきています。
習い事は、たくさんの種類を経験させれば良いというものではなく
・子どもたち一人一人の興味関心や得意な分野を伸ばしてあげられるもの
・その子が楽しく続けられるもの
を選ぶことが大切ですね。
目次;
1.習い事をさせる前にチェックすべきことは?
2.送迎の負担の有無を確認しよう
3.親の関わりはどれくらい必要かをチェックしよう
4.学童+習い事サービスを活用する
5.家庭教師やネットサービスを活用する
6.まとめ
1.習い事をさせる前にチェックすべきことは?
お母さんが外で働いている場合、パートタイムであれ、フルタイムであれ、いずれも気になるのが、
・送迎時間の問題(時間的な制限)
・親の協力がどこまで求められるか(時間的&体力的負担)
といった部分ですよね。
この2つ条件をクリアできて、なおかつ我が子の好きなもの・得意なことをしっかり伸ばしてあげる環境を用意してあげることが出来れば、親子共に負担なく習い事を長く続けていくことができます。
次に、ワーママの家庭で習い事を始める際に、検討するべきポイントをもう少し具体的に確認してみたいと思います。
2.送迎の負担の有無を確認しよう
お母さんの業務終了時間が、習い事の時間にかかってしまい、さらにおじいちゃん・おばあちゃんの協力も得られない場合、子供が一人で行けない学齢の場合、そもそもどんなに良い内容の習い事であっても、通わせることは出来ません。
「うちの子には縁がなかった」とすっぱりあきらめてください。
でも、もしかしたらお迎えは必要だけど、行くときだけは1人でも大丈夫、ということもあるかもしれません。
そういったときは、
「お迎えの時間まで(万一少し遅れてしまっても)見ていてもらえるか」
「教室は職場→自宅の中間にある立ち寄りに便利な場所か」
といった点を確認すればクリアできるケースもあります。
ほかにも「週末などに開講しているクラスはないか」なども念のため直接聞いてみると道が開けることもありますので、あきらめずにまずは聞いてみましょう。
3.親の関わりはどれくらい必要かをチェックしよう
教室に滞在している間だけで<すべての活動が完了する内容の習い事>であれば良いのですが、中には、親の関わりがかなり必要となってくる習い事もあります。
たとえばスポーツ系の習い事で洗濯ものなどが余計に必要であったり、勉強系の習い事で宿題がでて、親のコーチが必要になるものなどがそれにあたります。
保護者のサポートがどのくらい必要かによって、継続が負担になってしまうケースも多いものです。
親子両方の立場から、トータルの負担がどれくらいになるか、習い事を本格的にスタートする前に、綿密なシミューレションの期間を設けてみると、その後の時間配分などがイメージしやすくなります。
4.学童+習い事サービスを活用する
学童が主催あるいは提携している習い事に通わせるというのも一つの方法です。
学校から直接バスなどでお迎えにきてもらって、民間の学童(主に小学生向け)に行き、好きな習い事ができるので、ワ―ママには嬉しいサービスです。
5.家庭教師やネットサービスを活用する
インターネットを使って、自宅で受講できるタイプのレッスンも増えてきています。
休日に、親子のコミュニケーションの一環として、一緒に習ったり、平日の夜、夕食後一息ついてから、自宅で受講ができるというメリットがあります。
また、自宅に家庭教師を派遣してもらうのも方法のひとつとして検討の価値があります。
家庭教師といっても、お勉強だけでなく、スポーツや英会話を学ぶことができる派遣会社も存在しています。
また、家庭教師とシッターサービスを兼ねた会社さんもあります。
キッズラインは、登録料も月額料もかからず、自宅近くのシッターさんが選べる仕組み。
対象年齢は、0〜15歳までで、基本料金にオプションとして習い事料金を上乗せする形で、勉強をみてもらったり、ピアノ、工作、英語レッスンなどをしてくださる先生を探すことができます。
6.まとめ
ワーキングママが増えてきたのに合わせて、子どもの習い事事情も、ネットの活用や民間学童の発展など、少しずつ利用しやすくなってきているのかな、といった印象を受けました。
今後も、より便利なサービスが出てくる可能性もありますので、ぜひリサーチを怠らず、習い事の選択肢を広げて、(ただし詰め込み過ぎず!)お子さんにあった習い事を探していってくださいね。