英検(本会場)試験まであとわずかですね。
すでに準会場で受験済みの方、第2回は間に合わないけれど第3回受験を検討してる方も今後の参考にぜひお読みくださいね♪
小学生のお子様が受験する場合は、お子さんではなくて親御さんだけが焦っているケースがほとんどかもしれませんね。
今回はかつて英検を小学生に教えていた筆者より、少し難しい級にチャレンジするお子さんをお持ちの保護者の方々に向けたアドバイスです。
今できること
1. タイムマネジメント
それぞれの大問に何分ずつかけるかをきっちり守って過去問を解きましょう。 マークシートを埋める時間も含め、必ず時間の目安を決めて問題を解き、解ききれない場合は次の問題に進みましょう。
ボキャブラリーだけで時間が過ぎてしまい、ライティングの時間がなくなってしまった、という事態を避けたいものです。
2. ライティングも繰り返し
小さなお子様にとって最大の難関、ライティング。お子さんがまだ日本語でも分からないような難しいトピックにぶつかることもあるでしょう。でも試験直前の今の段階で背伸びさせない方が無難です。
難しいトピックに新たに直面しても、慌てず、お子様自身が自分の言葉で表現できるライティングを英検ライティングの型通りに練習することが先です。(ライティングの型はスモールワールド講師から学んでいますね!)
そして大切なのは、新しいトピックの答えを慌てて詰め込むよりも、これまで書いて先生に見てもらった内容をもう一度書いてみることです。
でも、もしこの新しいトピックが出たら・・と不安な時は、「その問題に関してはこういう意見が書けるよね」、と一緒に夕食時に話し合ったり、英検前にまだレッスンがあれば、講師にアドバイスを求めるのはもちろんOKです。
やってはいけないこと
3.過度なプレッシャー
2の段階でプレッシャーを与えてはいけません。直前になってできないものが多いとお子さんは親が思う以上に自信を失ってしまうのです。それで英語が嫌いになってしまうお子様もいます。それでは悪循環に陥り、元も子もありません。
ではどうするのがよいでしょうか?
英検直前にかける言葉の一例はこちらです。
「大丈夫。分からなくても何か書こう。自分の言葉で大丈夫だよ。自分の意見を一生懸命伝えようね。問題の意味が分からなかったら仕方ないけれど、何も書かないよりいいよ。内容を予想して書いて、当たっていたらラッキーだね!」
程々なプレッシャーでモチベーションが上がるというお子様には適度に声掛けするのは有効かもしれません。
直前は新しい問題に取り組むよりも、今までつまずいた問題を何度も繰り返し、確実にできるようになった!、という実感、自信をつけてあげてくださいね。
本来、中学生以上の英語レベルで受ける英検を小さな小学生のお子さんが受けるのです。
親の世代のことを考えるとすごいことだなあと思います。
英検を受ける目的は生徒さんによって様々ですが、自信を失わないよう、英検が英語の勉強のモチベーションアップにつながるように声をかけてあげることが大切です。
英語が好き、英語が出来るようになって楽しい!と将来思ってもらえるよう、そのお手伝いをスモールワールドがさせていただけたら嬉しく思います!